私を殺してほしいという依頼を見た時点で、ハッピーエンドにはならないだろうなぁと思いつつ、読み進めました。

でも！

読み終わってから短編だったことを思い出し、とても驚きました。

読み応えがあり、思わず没頭してしまう面白いストーリー。何度も読み直したくなる、素敵な物語でした。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（124文字）

面白い！

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このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（78文字）

短編でこんなにも展開するお話なんて凄いと思いました。読んでいて、画面をスライドする手が止まりませんでした。
大切なののは目に見えるものではなく、見えないものだと感じました。

とても可愛らしい！されど逞ましい主人公の活躍ぶりが素晴らしい短編でした。あれほど貯めまくった宝石はどうしたのか読み進めていく内に成る程と納得。長いストーリーとしてのプロローグを読むような感覚になる、しっかりした世界観がまた良かったです。

短いのに読み終わった後しっかり小説を読み終わったような満足感がありました
この2人の後日談も読みたくなってしまう一作です！

自分の技術向上の為に、と読ませていただきましたが、想像以上でした。とっても綺麗で、パンや花の良い香りがして、太陽も照っているようです。空を見上げれば自由な鳥。明日も楽しみですね。生意気ですが、評価らしき事はタイトルに書いてしまったので、とにかく私がこの作品を楽しんで読めた事、作者様への感謝を、書き添えさせていただきます。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（105文字）

すっきり読める短編です！
殺し屋・ディアがエリーと名乗る女性から、自分を殺すよう依頼を受ける。エリーの身分と体には秘密があり、それを聞いたディアは依頼を決行するのだが……というお話。
なにせ短いので、読者さま自身の目で本編を読んでいただくのが良いと思います。
タイトルのシュトーレンは美味しいパンで、作中では幸せを象徴するような存在になります。対照的に現れるのはダイヤモンド。富を象徴しますが、ダイヤが連れてくるのは幸せとは限りません。
本当の幸せを見つけて、それに向けて一歩一歩進むこと。そんな日常を大切に思えるような、前向きな希望が感じられる物語です(´ω｀*)

　これこれ！
　私が短編に求めてたのはこういう作品なんですよ！！　思わずシンパシーを感じてしまいました！
　短いからこそ、無駄なく書かれ進んでいくストーリー。
　読者に無駄な時間は与えず、読了時間に対して余りある満足感を得られる作品でした✨

　きっとこれまで何人も殺してきたであろう、社会の闇そのものである殺し屋ディア。

　社会のことなんて何も知らない、箱庭の娘、王女エリー。

　ディアはエリーの殺害を依頼され、それを実行する。
　

　そのストーリーに揺らぎようはなく、けれど最後にはきっと、誰しもが優しい気持ちになるに違いない。
　
　依頼を経て足を洗ったディアの、その後の行く末がとても気になる、素敵な文末であった。

　傑作です。

全体の構成が素晴らしい、殺し屋を題材にした短編小説。

これはこうだろうなというわかりやすい伏線と、意表を突くミスリードが相まって、非常に満足度の高い作品になっています。

「殺し屋」と「宝石」だけでもストーリーが成立しそうなものの、もう一つ「シュトーレン」がついているところがすごく好きでした。作者さんの心意気を感じます。重くなりそうな設定にもかかわらず全体的に軽快に進んでいくところも良かったです。

万人におすすめです。

タイトルからして綺麗なファンタジー小説を予想させますが、予想を裏切らない作品でした。
殺し屋と依頼者、二人の物語がおとぎ話のような雰囲気で進みます。

なぜ殺さなければならないのか、どうするのか。
ワクワクしながらもスイスイと読める作品です。

短編のファンタジー物語を読みたい方にオススメしたい作品です。
ご一読ください。