おいしいパンに勝る価値なし

すっきり読める短編です!
殺し屋・ディアがエリーと名乗る女性から、自分を殺すよう依頼を受ける。エリーの身分と体には秘密があり、それを聞いたディアは依頼を決行するのだが……というお話。
なにせ短いので、読者さま自身の目で本編を読んでいただくのが良いと思います。
タイトルのシュトーレンは美味しいパンで、作中では幸せを象徴するような存在になります。対照的に現れるのはダイヤモンド。富を象徴しますが、ダイヤが連れてくるのは幸せとは限りません。
本当の幸せを見つけて、それに向けて一歩一歩進むこと。そんな日常を大切に思えるような、前向きな希望が感じられる物語です(´ω`*)

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