愛宕平九郎

義男は、中学生だった時に経験した淡い恋の思い出を胸に、武蔵野の面影が残る公園を、半世紀ぶりに訪れる。 そこには、何とも不思議な出会いが待っていた！ 【主な登場人物】 義男：初老の…

彼女にフラれてライトノベルを書くことにした男の手記です。

就職活動で芳しい結果を出せなかった三山友香。ずっと「脇役」だった彼女は、不思議な夢の中で昔のクラスメイト「佐伯くん」との会話を通して自分のトラウマと向き合う。

雷と天気を利用しようとなんでもする父と自然を愛する僕の話し。 面白かったら星つけてねー 誤字や改善した方がいい点がありましたらコメントで教えてくださいお願いします。 近…

武蔵野というキーワードで、個人的に真っ先に思いつくのが武蔵野線。 豊かな自然の中を走り抜け、多くの人々に利用される路線だが、作者的には昔散々苦労させられたイメージが強く…… そん…

中学3年生のボクは、勉強しつつ、いつも、えっちな絵を描いている。ある晩、栗の妖精だと自分で言ってるクリちゃんと出会った。クリちゃんは、ボクの描く絵を好きでいてくれてる。クリちゃん…

　小菊は、いま知っていることばで言えば、「空気の読めない」子だった。それも、極端に！ 　その小菊が言い出した「将来の夢」をはぐらかすために、おれは大瀧詠一の曲の話をした。すると、…

『ムーンフォックス』のライブが開催されると噂された武蔵野のライブハウス。 責任者の萩原は、朝から対応に追われていた。 「申し訳ございません。本日は貸切でございます」 ライブハ…

4歳の誕生祝いの席、太宰治を水死体の人として知った「私」。 親が故人となり、実家がなくなる時、それを思い出しながら郷里に流れる玉川上水を訪れる。 変わり続ける街に故郷の縁を探すが…

初めから夢を見なければ、こんなにも惨めな思いはしなかったのだろうか。 現実を知らなければ、自分が脇役であると気づかなければ、今も夢を追いかけていただろうか。 そういえば、自分は…

まだ形にはなっていませんが、一つ書き終えたことを褒めてやりたいと思います。

　人々は遠い昔からユートピア「むさし野」を大切に守ってきた。 　皆の理想郷となる街は、秋の季節が一番気持ちが良い。のどかな日和にゆったりと坂道を歩けば、ケヤキ並木から鼻腔をくす…

自殺を考えたサラリーマンが、故郷・武蔵野へと足を運んだ。せめて故郷で死にたいと願い、雑木林へと踏み込むが、男は自然が生み出す摩訶不思議な迷宮に迷い込むのだった。 麗しき月が煌め…

角川武蔵野文学賞向け作品。 玉川上水を作った玉川兄弟や名もなき役人達の苦労を簡単にお話口調で書いてみました。 玉川上水と言えば有名なあの方も出ます。 ところで現在の玉川上水…

彼女と出会ったのはアメリカとメキシコの国境の街――エルパソだった。 日本を遠く離れて、ひとりで海外にくると、なぜか日本の風景を思い出す。 荒野の砂漠と故郷の空。 似ても似つかない…

「第3回角川武蔵野文学賞」に向けて書きました。 高校生二人組が、武蔵野の水辺や史跡をぶらぶら歩き回るお話です。 ＝＝＝（2023/07/28追記） 本作は、皆様に応援して頂いた…

ボクは小学4年生。小学校の遠足のマラソン大会に行った。途中で、急に真っ白な霧に包まれたけど、すぐに晴れ渡って、そのまま走ってゴールした。みんなと教室に戻ったら、ボクの横の空いてた…

　 　初めて武蔵野の月を見たときは驚いた―――それはあまりに空っぽだったのだ。 　空っぽ、というのはつまり、この土地だから、というものが何もないということだ。ただそこに月が浮かん…

都会のマンションにジャージー牛、アスファルトに魚たち。少年は過去の武蔵野に生きていた生物を見る目を持っていた。ある日、きれいなお姉さんに頼まれて、かつて流れていた川の源流を探すこ…

「いいかげんに移させて…」と会社にお願いしたら、物流部でした。 「何しでかした…」と同情する人もいれば、「羨ましい」という人もいます。 さあ、僕にとってのこの異動はどっちかな…。…

みなさんのお話を読みまして、私も書かせて頂きました。 「赤いきつね、緑のたぬき」。 お腹をいつもすかしていたあの頃。 ヨット部の長い合宿中。 根岸先輩の画期的な方法に僕らは…。 …

大変な時代、戦争が終わったすぐあと。 いつも夕食を多く作りすぎる母親。よしこは同級生のれいちゃんの家に 「作り過ぎたので‥」と鍋を届けていた。恥ずかしかったけれど、大好きな母親の…

きっかけなんて、それを作ってくれた人は意識していないものなのかな。 僕はこんなきっかけで物語を書きはじめました。 みなさんのきっかけも知りたいです‥

５月に産まれた娘の初節句。年内にはひな人形のご案内がいくつも。 買いに行きました。その時のお話しです。 カクヨムの皆さまの短編に刺激されまして、１話で終わるものを書かせて頂きまし…

2万年前の武蔵野台地。旧石器時代。 黒曜石の石器づくりを飽かず眺める少年のもとに、はるか西から旅の若者が訪れる。 若者が携えていたサヌカイトのナイフは、西の地独特の技でできたもの…

めぐりあはむ 空行く月のゆく末も まだはるかなる武蔵野の原 …藤原定家「新千載和歌集」より… 武蔵野の原野に浮かぶ月…… 定家の和歌をモチーフに、切なく儚い君への想いを詩的に綴…

かつて都内で住んでいた女性が男友達の家に滞在する事になった。恋仲でもないのに、肉体関係を求めてくる彼の心理を上手く受け止めれないまま一夜を過ごす。しかし彼にはある思いがあり彼女に…

遥か、遥か昔の、武蔵野の森の中で。 幼い頃から寄り添った、とある二つの命があった。 その二つの命はそれぞれの生を終えた後、 大いなる命の源流で時折顔を出しては沈み。 離れては、…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

【あらすじ】 明の陽明学で有名な王陽明。彼には「三征」と呼ばれる武功があった。そのうちのひとつ、寧王の乱は、皇族である寧王・朱宸濠（しゅしんごう）の叛乱の鎮圧である。 寧王は南昌…

小学生の晴斗くんは綺麗な緑色の卵を拾いました。 果たしてそれは何の卵なのでしょうか。 晴斗くんは近所のお年寄りたちと卵の謎に迫ります。

自分の役割りを終えたと悟った時、 そこにしがみつかなければならないことってありますか？

俺と彼女の最後の物語

俺、渡辺明人はクラスメイトの石井茜に虐められている。 ある日、遂に耐えられなくなり・・・ 俺は気がつくと本に転生していた。 しかもその本は・・・

東京都は国分寺市に存在する、お鷹の道。 散歩の途中に出会ったひとときのふれあいを記します。

16歳の私に託されたのは、生きて、残る　ことであった。 歳を経て人生の終日が迫りくる中で、ようやく全員の思いを、生きて、残る　ことができた。 生き残るでも、生きて残す、でもな…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

神無月。 神々が出雲へと出払っている中で、全国津々浦々の妖怪達が、ある場所に集まり、あーでも無いこーでも無いと喧喧諤諤の議論を交わしているのである。 その場所とは意外や意外。 …

バート・ハワードの名曲にのせて…落語風に描いてみました。 お題は「楽」です（笑） 《参考音源》 「Fly me to the moon」 宇多田ヒカル https://yout…

時は令和２年。鳥獣保護法に違反する罠にかかってしまった一羽の鶴が、過疎の村の青年に助けられた。青年に恩返しをしようと奮闘する鶴だったが、家を訪ねても交番に案内されるばかりでいつま…

美咲は、勇気を振り絞ってその場所へ行った。 しかし、相手は現れない。 意気消沈している所に声を掛けてきたのは、年の離れた……。

雪解けと共に僕は両親の仕事の関係で海外に移住する事になった。 外国の小学校では、言葉が通じなくて大変な毎日を過ごした。 一緒に遊ぶ友達もいなくて、 いつも僕は独りぼっちで淋しか…

オレには付き合って半年の彼女がいる。 しかし、最近、なんだか彼女と一緒にいるのが煩わしく感じていた。 きっとオレはインキャで、彼女はヨウキャだから不釣り合いなのだろう。 その頃…

男子高校生の須野皐月(すの さつき)は、下校中に「武蔵野の天使様」であるしのと邂逅する。 しのは五百年に一度、武蔵野に訪れる存在で―― ＊「第3回角川武蔵野文学賞(武蔵野×ラ…

　俺は本当に、家族のために頑張ってきた！ 　それのどこがいけなかったというんだ！？ 　――現代家庭でありがちな思い込みを問いただす問題作。 　第3回角川武蔵野文学賞の武蔵野×一…

かけうどんにカレー乗せただけのヤツだと、大分テンションが下がる

『あなたは、美しくてキレイね？ あなたのように。美しくなってみたい！』 そう、切に願った主人公のマリーナの見た世の中は……？！ 人間の美しさとは？！ ホンモノの美貌とは？！…