愛宕平九郎

日曜日の午前、近所の公園で少年は見知らぬ少女から、とある事件の真相を聞く。

幼馴染の涼音（すずね）と行く裏山の神社で、武蔵野台地の成因を知る。 第3回角川武蔵野文学賞「武蔵野×ライトノベル部門」参加作品 https://kakuyomu.jp/cont…

　かつて特定したミステリの「犯行現場」は本当に正しかったのか。確かめるために武蔵野線で旅に出た。昔の私は車窓になにも見ていなかったという事実に気付き……

遅咲きの桜が散った春の終わり。 　 　透けるような肌、長い真っ黒な黒髪、そして、人形のような顔立ちの美少女ー霧里華羅《キリサト　カラ》さんがＮ高に編入してきた。偶然、隣の席になっ…

ヒロイン養成学園、その名も「ひろいん学園」では、ヒロインになるための最終試験として「ヒロイン研修」なるものが存在する。 両親との約束でヒロイン研修を受けれるのは一度きりの主人公…

暇つぶしに夜中山登ったら思いついたやつです、3時間くらいで書いて見直しもせずしかも人生で小説書いたのこれが初めてなので面白くないのは前提で悪いところを教えてください、何個でも。

武蔵野に手紙が届いたのは真夜中だった。 紙も文字も用いず、ただ情報だけをしたためた手紙。 月明かりの下で武蔵野は手紙を読む。

野良猫のバーバがいなくなった。ところが美しい女性未冬さんに抱かれて帰って来たいったい未冬さんとは？

泉の彼氏はプー太郎でヒモ。友人の巴菜は泉を心配するが、先日井の頭公園に彼氏とピクニックに行った話を披露する。

十年、空家だった家に住むことになった加奈。そこには自分にはなかった家族の姿が

武蔵国入間郡で不審火が発生した。原因は出雲伊波比神の怒りだというが、その裏にはある男の欲望があった。

こちらは第二回武蔵野小説賞のために書き下ろしたものです。しかし上手くまとまりきらず、残念ながらボツにして公開してませんでした。 この度、第三回目が募集されるにあたって、ラストシー…

秋の武蔵野をテーマした、4つのショートショート作品集です。 【構成】一、三→小説 二→評論 四→詩

　私は華やかなイルミネーションが消える瞬間を待ち続ける。 　なぜそれを待ち続けるのか？ 　そこへ現れた若い女の子の目的とは？ 　第3回角川武蔵野文学賞の武蔵野×一般文芸部門応募…

第3回角川武蔵野文学賞応募作品。 吉祥寺にある『ハモニカ横丁』で、羊毛フェルト屋を五日間だけ営業したお話。

学生時代に遊んでいた吉祥寺。町は変わってしまったけれど私たちは変わらない。 変わらないのも悪くない。今も昔も、そしてこれからも武蔵野は我が青春の地なのだ。

武蔵野の雑木林に迷い込んだ私は不思議な老婆と出会った。老婆はここから出たければ大馬鹿モンの法師を倒せと言った。私は法師と戦うが・・無事に元の世界に戻ることができるのだろうか？

夏休みも終盤に差し掛かったある日、男子中学生・景は友人の秋也から誘われて近所の雑木林で肝試しをすることになり…… 第３回角川武蔵野文学賞ライトノベル部門参加作品。

滞在したことのない都道府県は残り１県！ 元大手旅行会社社員が独断と偏見で紹介する旅のエッセイ・連載版に切り替えました！ 「瞳のシャッター　心のフィルム」は、ベテラン添乗員さんが…

　東京武蔵野市吉祥寺の「武蔵野八幡宮」の蕨手刀と坂上田村麻呂の謎について考察していきます。 　蕨手刀（ワラビテトウ）とは蝦夷（エミシ）が馬上で使用した湾曲した山刀である。 　蝦夷…

幼少期、離婚した両親と青年は家族バラバラだった。 酔っ払い最終電車で乗り過ごした青年は多摩川沿いを歩き家路に向かうのだが、満月の光にほだされさまざまな思い出に浸る。 「月はふたつ…

御岳山に伝わる「お犬さま」の伝承を、現代風に解釈＆小説にしてみました。

社長に誘われ、くず掃きイベントに参加する私。 命じられるがまま、参加者たちの姿をカメラに収めていく。 森の片隅に追いやられ、落ち葉プールが作られた後は、子どもたちに踏みにじられ、…

数十年ぶりに東京にやって来たおじいちゃんと丸ノ内線に乗った。 第3回角川武蔵野文学賞「武蔵野×ライトノベル部門」参加作品 https://kakuyomu.jp/contest…

友情の物語です。 処女作の初投稿です。 よろしくお願いします。

「武蔵野をテーマにした作品を作ってくれ、だって？」 　僕は唸った。 　なにせ百年も前に武蔵野台地は海に沈んでしまっている。

◆大和がね、不思議な話をしてくれたの。 だってね……。 おいおい、俺の話で笑い転げるなよ。 体を大切にしろ。 ◆登場人物 大和（やまと）：俺 亜美（あみ）：妻 ◆よろしくお願…

思い出す大学生のあの頃。 君は俺の特別だった。 俺は君の手を離してしまったんだ。

アルコール依存症ではないか。そんな不安を抱える還暦前の男が、埼玉県朝霞市でドタバタを演じる私小説のようなもの。 埼玉新聞主宰の埼玉文学賞落選作品を改変しました。

【あらすじ】 　銀行に勤める主人公の円城寺は、幼馴染の彼女との結婚をずっと夢に描いてきた。 　ある時上司から誘いがあり、エリートが集う職場への異動を勧められる。一見、バラ色の未…

　この、井の頭公園の守り神としてまつられている弁財天。弁財天の前には、たくさんのスワンボート。そして、それをこぐ若いカップル。 　弁財天は怒りに燃えていた。 　悔しい。なぜ、あや…

都からの薬局の監査がきました。 連絡があってからもうなんか気が休まらず…。 設備をチェックし書類も用意して…。 あと、重要人物にも立ち合いをお願いして…。 珍しく薬局のお話です。

柳瀬川の河童伝説のひとつに、和尚に助けられた河童がいます。 　河童は、川で人間や馬に悪さをしていたので、人間に殺されそうになります。そこで救ってくれたのが和尚です。 「絶対に…

ずっと小説家になりたかった。 僕の言葉を聞いて欲しかったから。僕に、気づいて欲しかったから。 でも、そんなの夢のまた夢で。 だから、ここで終わりにしよう。この、最後の作品の聖地…

　武蔵野と言えばうどんだろうと思い立ち、調べてみました。 　トラックに轢かれそうになった理人（りひと）は地縛霊のお爺さんと妖精の女の子に助けられる。その際、何故か地縛が解けたお爺…

朝読用ではないかな…。でも書きました。 ミステリーと誰にも言えない恋、どちらだろうな…。 とりあえずミステリーにしました。 「理沙、ミステリーって好き…？」 「ミステリーは面白…

昔のことです。 僕が不在の実家に電話がきました。 それはもう一人の自分に関することです。 いろいろとやってくれます、もう一人の自分。

２０年前のＧＷあけの５月７日の早朝に産まれた娘は今年で２０歳になりました。 そんな年になりましたね。 手紙をもらいました。 困りましたね、泣きそうでした。

独身時代、２５年くらい前かな…。 病気の伯父のお見舞いにいきました。 そこは僕が産まれた病院で祖父も祖母も昔入院していました。 ５月…、いい季節です。 競馬をやる人にとっては５月…

読めない、書けない…。 皆様の作品を読んでコメント書いたりしたいな…。 小説書きたい…、あ…もう4月です。 情けないです。 薬局は今、難しいです。そんなお話というか…。 4月半ば…

初めて買った車は中古のホンダのワンダーシビックでした。 ”愛車”でした。 青春をともにしました。苦いほうばかりだけど。

主人公は姉から姪を預かることになった。 夏のお話。 ※水害の表現が出ます。苦手な方は避けてください。

【あらすじ】 明治四十三年、代々木に住む日本画家・菱田春草は思い悩んでいた。病により眼がよく見えなくなり、展覧会へ出す画が描けない――と。 よく見えなくとも、描かなくてはと懊悩す…

正人と出会ったのは八年前。ふたりは愛を順調に育み、その三年後に結婚する。直ぐに子供を授かり、幸せいっぱいの時に天罰が下ってくる。突然、主人に襲いかかる交通事故！ あれから、三年…

武蔵野の小さなライブハウス。 そこで叫ぶ一組のパンクバンド。 PUNK SPIRITS OF UNDER DOGの慟哭を聞け。