代官坂のぞむ

作者さまの指定に沿って、Phase1から読み始め。 よくある設定ながら、キャラクターの魅力で、ぐいぐい引っ張っていく文章に乗せられて読み進められます。 裏側に走るPhase２を読む…続きを読む

芋女を自称する作家志望の大人女子、鶴さんと、なぜか家に居着いている小学生、千恵ちゃん。千恵ちゃんの小悪魔っぷりに振り回される鶴さんの、あたふたぶりが可愛いです。 一話、一話は短くて…続きを読む

自分は、つまらない人間で、消えたいと思っているコミュ障の橋口美々は、トンがった髪型で教室では厳つい印象の同級生、柳桃子の意外な側面を目にします。放課後の学校からの帰り道で、野良猫た…続きを読む

4人の男女が登場し、一組は付き合っていて、もう一組は片想い。 140字小説なんだけど、ドラマが始まる予感。 365日の花言葉に寄せて、珠のようなストーリーが毎日紡ぎ出されていて素…続きを読む

主人公の黒猫が、いわゆる異世界を旅するんだけど、全然マジメな冒険にならないんですね。 竜に出会って戦う時も、どこか醒めているし、骸骨の騎士とコボルトが目の前でバトルを始めても、なん…続きを読む

　主人公の男の子、朔ちゃんも、ヒロイン、柚子ちゃんも、幼い時の事故から、お互いの愛情を拗らせまくっています。 　相手のことを考えれば考えるほど、大事にすればするほど、すれ違いは大…続きを読む

　小学二年生の港ちゃんが経験した、ちょっと不思議な出来事から、お母さんとの心のつながりが暖かく描かれていきます。

　家族の愛情と思い出が、物悲しく心にしみてきておすすめ。

思い出の中の友達と久しぶりに会う時は、どきどきするものですよね。意外な出会いもあるもので。
そんな大人の心のゆれを、丁寧にすくいあげた作品です。

あの子と、あの子も、この子までいる！

会ったことのある美少女たちが、みんな集まってます。
なんだこのパラダイス？

依頼人の相談に乗り、さまざまな妖異の始末に向かう『幽幻亭』の二階堂と蒼矢。 鮮やかな色彩描写や、殺気と優しさの対比が見事です。 例えば第2話では、悪霊退治の武器が通用しない寂しい…続きを読む

ネタバレになるので、詳細は書けませんが、姿形が異なるもの同士の愛の深さが、心に沁みます。

相手を想うが故に、自らの意思で苦しみも引き受けるさまが美しいです。

他人に触れることができないが故に、孤独の中にこもる主人公を、ひたすらに慕っていく友達とのつながりが尊いです。 「触れる」ということの意味と、こころの関係を鮮やかに切り取っていて秀逸…続きを読む

男子高校生が、突然クラスメイトの女子の眼鏡になったら？ 見たい物や見えちゃ困る物が全部見える！ ぶっ飛んだ発想で、ずっと腹を抱えて笑いました。 意識のない男子を目覚めさせるための…続きを読む

最小限の長さで表現された、さまざまな思い出や感情の一片と、その長さでは書ききれない（あえて書かない？）裏に秘めた想い。 一つひとつのお話が、読み終えると心が暖かくなる優しさにあふれ…続きを読む