八百本 光闇

他人とは違う人間になりたい。しかし、才能がないとは認められない。だから環境を言い訳にして逃げよう。 そうやって逃避を重ねた先にあるものとは、空虚か？はたまた全く別のものか？ …続きを読む

なにか、大切なものを棄ててしまったとき。大切なものが、平穏な日常に隠されていたことも知らずに棄ててしまったとき。あれが大切なものだったとは、棄ててから、やっと気づく。 ある程度論…続きを読む

📕🔜🤔
📖🔜🤣

⭐⭐⭐

……と、思わせる秀逸な終盤でした。読み終わってタイトルを改めて見てみると、登場人物たちのその後の絡みが浮かんできます。

　たとえ姿形が変わっても、淀川にある人情や「かげろひ」の景色は変わらない。 　昔の人も、淀川で人間ドラマを繰り広げたり、素晴らしい四季折々の景色を見ていたと思うと、なんだか感慨深い…続きを読む

人物描写が素晴らしい！細かい心理描写の中に、それぞれの登場人物の人生が垣間見えます。
まだ人生経験が浅い私ですが、勉強にさせていただきました。

主人公、柊木奈津雄の口と、『ある目的』の為に生き返ろうとする熱い心に惚れました！

コンビニのショートケーキを非常に美味しそうな心情で書かれ、良かったです。

私自身、捨ててきた話いっぱいありまして。これを読んで、うんうん――と考えてさせられたはずだったんですよ。

　けど最後の二文で、ぷっと笑える話になりました。

　面白かったです。

最後の一文で全てが変わってしまった......