おおさわ

せっかくの誕生日なのに、スマホが壊れてしまった。 そんな美月に、幼馴染の智樹が渡したものは……？

男嫌いな女の子の女子校でのお話。 葵は背が高く、同じ女子校の中でも女の子から人気が高く、何度も告白を受けているが、イマイチ付き合うとかまで考えられていない。 そんな中、新たにラブ…

　作家とは、いわばその人が描く物語世界における神様だ。 　登場人物は神様には逆らえないし、作家はいくらでも彼ら彼女らの運命を自由にできる権利を持つ。 　全ては予定調和、泣いても…

今年の高校の文化祭は、できるだけで感謝しよう、って？ やれるんならできる限りのことをしよーぜ、って？ バカ言っちゃいけない。 オレはそんなこと望んじゃいなかった、って何回言えば…

　最近、私が通学路でふと振り返ると、みんな逃げ出すようになってしまった。 　化け物に襲われそうになっているように、血走った目で、血走りよりも速く走っていくのだ。 　『通学路、振り…

「砂糖掛けてよ。甘いパンになりたいから」 「砂糖掛けてよ。甘いパンになりたいから」 「砂糖掛けてよ。甘いパンになりたいから」 「砂糖掛けてよ。甘いパンになりたいから」 「砂糖掛け…

大学に進学してからというもの俺は毎日を退屈に過ごしていた。 せっかく遠い大学に進学したのにコミュ障のせいもあって、大学デビューに失敗。 そんなこんなで毎日がつまらないと感じていた…

ある夏。俺は一人で祭り会場をうろうろとしていた。友達とかはいたけど、用事があるとかで全員キャンセル。このまま帰るのも……と思い、好きな物を買って、食おうと思っていた時だった。たま…

怖さレベル★★

実在の行事に基づいて書きました。 あまり怖くはありません。 5分間で1話完結です。

祖母と二人で古い家に住む小学生の「翔」は、祖母から夜に蜘蛛を殺してはいけないと教えられる。殺してしまったら、どうなるんだろう？

へんなセリフを書きたかったんじゃ〜 （「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品）

梅雨時。冷たい雨が降りしきる、四季境川の橋の上。 痛みを抱える少女は、美しく嘲笑う青年に出会う。

　二人の棋士による驚異の盤外戦術合戦、ここに開幕。将棋のルールを知らなくても大丈夫です。だって私もよく知らないから。

スクールカースト上位を保つために乙女ゲームオタクであることを必死に隠してきた女子高生が、ある日教室で元カレにオタクであることを大声で暴露され公開処刑される。それを救ってくれたのは…

同じ美術部の彼女、豊峰は独創的な絵を描いていた。 平凡な風景画を描く僕は彼女の絵を忘れることができない。 どうして僕はこの絵を描き始めたのだろう。 彼女は言う。私は好きな絵を描い…

片想い中の一宮小糸は、片想いの相手である鹿野が女の子に告白されたことを知ってしまう。 鹿野とのメッセージを見返しているうちに、間違えて通話ボタンを押してしまい――。 果たして、小…

近未来。怪獣の群れに襲われた戦場の遥か上空を、秘密裏にステルス爆撃機編隊が飛んでいた。 主人公たちが乗り込むそれは、ナイトリーパーと呼ばれる対怪獣用に建造されたマシンの一種。しか…

　タイムマシンという代物に特別な魅力を感じてしまうのは何歳になっても同じだろう。 　手紙を埋めれば子どもの頃の思いを成人になってから手に取って読むことが出来る。 おもちゃを埋めれ…

ある時は、人だった。 ある時は、犬だった。 ある時は、猫だった。 ある時は、鳥だった。 ある時は、虫だった。 ある時は、魚だった。 何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯―― この…

「彼氏と喧嘩しちゃって…」 友達の紗奈が私にそう相談してきた。 相談に乗っているうちに、何故か紗奈の彼氏から電話がかかってきて…！？ 「ねぇ、由紀ちゃん。俺と付き合わない？」…

「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」という、タレーラン＝ペリゴールの言葉を思い出したので、書いてみました。 青春、せーしゅ…

いいタイミングなので、ひとつの成果地点としてここで僕の話をしておきます。

戦争が勃発しのちに終結した。今は戦災復興真っ最中だ。だからうららかな春の空の下、勝者たる僕たちは彼らを見守る。地雷撤去は危険な作業だ。カクヨムWeb小説短編賞2019中間選考通過…

東京を舞台にした現代ファンタジーです。 和盆（わぼん）は小学校・中学校・高校へ行かずにある『物語』を拡散するため、リアル使い魔の楠人（くすと）と共に街を駆け巡ります。 ・・・・・…

恋に恋する女の子が、とあるきっかけを得て奮闘する話です。

主人公、萩月 紅葉 (はぎつき こうよう)が後ろ姿しか見た事ない人が気になって仕方がない。 そんなある女子高生の青春モノ(になる)です

彼女は白い部屋に住んでいた。 壁も床も天井も。椅子もテーブルも。ピアノとその鍵盤も。窓ガラスさえ、白いすりガラスになっていた。 彼女の手足も真っ白だった。血の抜けたような、透き通…

高校二年生の吉川は、ある日秘密を抱えていた。 しかし風紀委員でクラスメイトの三咲理子は、どうやら秘密に勘付いたらしい。 人前では秘密を隠そうとする彼と、校則違反は見逃せない彼女の…

僕が好きになった人は、写真部副部長の先輩でした。 みずみゆうみ様主催の自主企画「桜色の雨粒、てのひらに浮かべて」用に書き下ろしてみました。

純子さんの光は消えない。

天才プログラマーを主人に持つ美嘉は、夫婦生活に疲れていた。 すべてにおいて効率優先の主人とは、夫婦の会話さえない状態。 天才ゆえの彼の人間性に疑いを持ち、妻という座を投げ出してし…

世界中がウイルスに汚染され、全人類の九割以上が感染者となってしまった。 そんな世界で、非感染者の兄妹が、たった二人で生き延びていた。 これはデウス・エクス・マキナに踊らされた二人…

徒然なるままに書いたサメ映画小説です。

周囲に流されるように始めた高三の夏期講習。その初日に遅刻しそうになったキミタカは、赤信号の横断歩道を前に歩道橋を駆け上がる。そこには白い服を着た女性が一人静かにたたずんでいた。毎…

　目が覚めると、義理の妹が僕の腹の上に乗っていて、義理の姉が作ってくれた朝食を食べ、玄関前で待ってくれていた幼馴染と一緒に登校し、隣の席のクラスメイトにジト目を向けられ、屋上で愛…

　女の子は、女の子と付き合うし、男の子は、男の子と付き合う。それが、この社会の当たり前だ。そんな世界で、私《美晴》は、男と付き合っていた。 　————今、さっきまで。 「なぁ美晴…

ダークヒーローものです

かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいか…

とある夫婦の キンクマハムスター飼育物語。

古き雅な世で、女泣かせの美男を愛した桜の精の哀しく儚い恋のお話。 時代も背景も説明せず、登場人物の名前すら出さず、あえて二人の心情だけを綴ってみました。

王城で舞踏会が開かれる日、とても美しい少女エラは一人置き去りにされる。そこに魔法使いが現れエラが望んだのは弟子になること。そして数年後、エラは【灰かぶりの魔女シンデレラ】として王…

『冥土喫茶』のコーヒーを飲めば、誰でも冥土に行けますよ。ひよっとしたら死んでしまった大切な人に会えるかもしれません。貴方も一杯、いかがですか？

秋の放課後、夕日が差し込む教室で、私は告白――されたのだろうか？ 高校二年生の私は修学旅行と文化祭を通して仲良くなった水沢くんと、周囲も公認のお付き合いの秒読みモード。今日は水…

　今回もデータ収集を１１月３０日の２２時ぐらいから始めましたので、２２時から０時の間に星を入れられたときは誤差が発生します。この収集したデータにヒットしなかった作品は「不明」と記…

【精歴0032年】 　広大な敷地に聖装軍第3558特別進撃隊の猛者たちが一堂に会していた。その数、400000000人……そう、四億人である。 生存率１%以下の決死の大作戦に…

数秒から数分の電話に詰まった駆け引き。 実話に基づいた『超』短編集。