概要
約十年越しの愛を感じましょう
タイムマシンという代物に特別な魅力を感じてしまうのは何歳になっても同じだろう。
手紙を埋めれば子どもの頃の思いを成人になってから手に取って読むことが出来る。
おもちゃを埋めれば当時そのおもちゃを使って遊んでいた思い出に浸ることが出来る。
未来の自分に向けてメッセージを送れる子ども心と、昔自分が何をタイムマシンに込めたのかという成人になってからでも楽しめる趣があるところが、タイムマシンの良いところだ。
そして僕の母校である小学校には、タイムマシンにまつわるこんな伝説があった。
――小学校の近くにある桜の木の下に好きな異性の名前と思いを手紙に書いて埋めれば、二十歳になるまでにはその異性と付き合うことが出来る。
※「5分で読書」短編小説コンテスト どんでん返し部門応募作品です。
本作がお
手紙を埋めれば子どもの頃の思いを成人になってから手に取って読むことが出来る。
おもちゃを埋めれば当時そのおもちゃを使って遊んでいた思い出に浸ることが出来る。
未来の自分に向けてメッセージを送れる子ども心と、昔自分が何をタイムマシンに込めたのかという成人になってからでも楽しめる趣があるところが、タイムマシンの良いところだ。
そして僕の母校である小学校には、タイムマシンにまつわるこんな伝説があった。
――小学校の近くにある桜の木の下に好きな異性の名前と思いを手紙に書いて埋めれば、二十歳になるまでにはその異性と付き合うことが出来る。
※「5分で読書」短編小説コンテスト どんでん返し部門応募作品です。
本作がお
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