自虐小説に一旦の区切りを設けた。
それなりにキレイに吐き出せたと思う。
インテリ志願の小説家に告ぐ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884523098 元々は「気楽に書く用のサブの連載小説を作ろう」という事で始めたこの作品だが、自分を客観視していくうちに、駄目さ加減がわらわらと浮き出てきて、想像以上に筆が進んだ(と同時にへこんだ)。
とりあえずやってみて分かったことだが――自虐をする人は大体、自分のことが好きである。
矛盾しているように見えるが、「自分を虐める」という行為は、見方を変えると「他人から虐められないように先手を打った」とも言える。
「この程度なら壊れることはない」と手加減しなければ、自虐は出来ない。自分のことを理解し、信じる必要があるのだ。
だからこそ、以前自虐していたことを他人に改めて指摘されると、凄く傷つくし、反発もしたくなる訳である。
力加減も分からないし、タイミングも全く読めないからだ。
例えて言うなら、肩を強めに叩いてねと注文したら、正拳突きが飛んできたかのようなものである……
話が脱線してしまったが、という訳で、自分大好きな著者としては、やはり最後の最後で突き放すことは出来ず、冗長なアドバイスみたいなものを書き加えてしまいましたとさ。