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予約投稿における失敗談


 時たまであるが、予約投稿の機能を使うことがある。
 この機能の使い道は、書き溜めてはいるが、一気に更新せず分割して提示したい場合。
 風の噂では、各話を毎日に分けて送信することで、小説が目につきやすくなる……らしい。
 
 私はこの機能を、自分を追い詰めるために用いたことがある。
 つまり、まだ書き出したばかりの小説についてーータイムリミット代わりに使ったのだ。期限が来ると、自動的に未完成小説が投稿されるという、実に面倒な仕組みだ。
 時間に追われれば、ずぼらな自分でも書けるはず。そういう試みであった。

 結果としては、「この作者は時たまぶつ切りになった文章を投稿する」という悪評を読者に広めるだけになったわけだが……

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