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相聞歌

夢逢瀬(ゆめおうせ)覚めざまらしと願ふ身の
をかしくもあり愛(いとしくもあり

恋々(れんれん)と夢路の果の君の背に
なほ触れざらむ指一つ分

しのぶれど色に出でける我が内は
いざ飛び立ちぬ彼の人の地へ


***

いわゆる「詩」の類において、私が比較的得意としているのは、「俳句」です。
ただ、このところNHKの「光る君へ」にドハマリしておりまして(笑)、ここ数日、それっぽい歌を作って楽しんでおります。
俳句は元々短歌の上の句が独立して出来たものなので、作り方は割と似ています。ただし、感情をストレートに表すのは野暮と言われていますから、恋歌などを詠むときは、俳句よりも短歌の方が向いているような気がします。

ワタシの場合、短歌は俳句ほど詠まないので、とりあえず「近況ノート」にしたためてみました。
ちなみに相聞歌(そうもんか)は、文字通り男女の間で取り交わす「恋の歌」を指すことが多いようです。(広義では親子間・友人間の親愛の情を表すことも)

このところ、「心乱れる」ことも多かったので、少しはこのような遊びを楽しんでもいいのかなあ……と思う次第です。

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