昨日、またまた二本松に行ってきました。
ほぼ毎月行っているじゃないか!というツッコミを入れられそうですが、一応脱稿したこともあり、しばらくはもう少し落ち着くのではないかと思います(^_^;)
ところで、カクヨムではご紹介したことがあったでしょうか?
実は、「歴史」つながりの他に、もう一つ私と二本松との縁があります。
それは、「和算の世界」。
昨日、「算法少女」という映画が二本松で上映されました。以前より上映の計画が持ち上がってはいたのですが、予定が延びていたようで、昨日の上映となった次第です。
https://note.com/k_maru027/n/n8a0e0097dc38それに合わせて、九月に「開眼法要」が執り行われたばかりの「丹羽家歴代墓標」にも、手を合わせてきました。
さらに、私が手を合わせてきたのは丹羽家(藩主)だけではありません。
実は算法少女の上映会場には、日野先生もいらっしゃっていました。
そう、あの「日野源太左衛門」御家老の末裔の方です。
日野家の菩提寺は蓮華寺なのですが(今回の上映会場のすぐ裏手)、10月の提灯まつりのときにお目にかかって以来、気にかけてくださっていたのでしょう。ありがたいことに、日野家にまつわる資料も頂戴し、さらに映画の上映後、日野先生のご案内で、日野源太左衛門和美(かずよし)様=「鬼と天狗」で登場している御家老や、その御子息であった大内蔵様の墓前で、手を合わせてきたのでした。
ちなみに、大隣寺に負けず劣らず?日野家のお墓も結構山の中です(^_^;)
二本松を訪れるときは、基本的に山歩きに適した足元にしているのですが、それでも、日野先生のご案内がないと、私も墓標の場所がわからなかったかもしれません。
余談ですが、日野源太左衛門(和美)様のお墓は、「天然石をそのまま墓石にした」と伝えられていると思います。ですが、実際にはきちんと墓石が別途あり、天然石の墓標は、和美様の偉業を称える顕彰碑のようなものだとのこと。
いずれにせよ、「鬼と天狗」を通読していらっしゃる方はご存知だと思いますが、和美様は、かなり天狗討伐でもご苦労をされた名家老だと私は感じます。
今回、日野先生のお導きで手を合わせられたことは、感慨深いものがありました。
(写真は、大隣寺の丹羽家の墓標です)