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当初はなかった、「序章」

だらだらと?連載中の「鬼と天狗」ですが、どうやらこの勢いで行くと30~35万字位の作品になりそうです。
プロットだけはできているので、大まかな文字数の予想はつくんですよね。

そして、第三章はメインテーマである「天狗党討伐」の話になるわけですが、実は、序章のところでちょっとだけその1シーンが出ています。

https://kakuyomu.jp/works/16817330661491248711/episodes/16817330661491287602#end

実はこの場面、当初は構想になかったものでした。
ですが、noteのバナー用にお願いしたイラストがあまりにも素敵で(笑)、勢いで書き下ろしたものです。

ですが、今になって「史実検証」の観点から正しかったのかどうか、気になりました^^;
鳴海が「石名坂」で激戦を繰り広げたのは確かなんですが、短い記述しかないもので(そもそも、二本松藩の天狗党討伐の資料そのものがほとんどない)、改めて現代の地図で検証してみました。

下図は、50m地点のところが石名坂、そこから2310m地が点のところが、与兵衛が守っていた竹瓦です。
距離は若干あるものの十分に高低差があり、遮蔽物の少なかった当時は、鳴海のいる石名坂からでも、戦いの様子が見えたことでしょう。

さて、その石名坂。
これもまた情報の少ない土地なのですが、どうやら古来より陸前浜街道の要衝として重視された土地のようです。
さんざん探して、幕末期の石名坂の地図っぽいものも見つけましたし、また気が向けば、石名坂の地図を作成するかもしれません。

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