本日須賀川中央図書館に、「直違の紋~」をもう1冊寄贈してきました。
実は、「泪橋」は敢えて「開放図書」扱いにしてもらっていたのですが、「直違の紋~」は、地域資料室の中でも閉架図書扱いだったのです。
以前、図書館スタッフに伺ったことがあるのですが、寄贈図書の中でも一般図書・地域資料室・閉架図書行き……の区分は、
・話題性
・希少性
などを考慮し、図書館スタッフみんなで話し合って、決めるそうです。個人出版など出版部数が少なく、かつ地域資料として希少性が高いと判断されたものは、地域資料室行きになります。
須賀川の地域資料室は、開架図書と閉架図書の2種類がありますが、閉架図書は禁帯書扱いで、外部へ持ち出せません。
持ち出すと、アラームが鳴り響きます💦
ここに収蔵されると、基本的にずっと保管されるのですが、一般の人には読んでもらいにくいというデメリットも……。
さすがに私も、「直違の紋~」の27万文字あまり(スピンオフ含む)を、「閉架図書でのみ閲覧して下さい」というのは酷かなあ……と思っていました。
→実は、歴代の二本松藩小説No.1の長編です^^;
ただし、「直違の紋~」(泪橋も)については、「出来ればもう1冊」というご要望を頂いていたので、それなりに「需要あり」と判断されたようです。
ちなみに現在、「泪橋」はありがたいことに、貸出中(^^)
作家名で……というよりも、やはり「地元の歴史を知りたい」というニーズがあるということなのでしょうね。
手前味噌ではありますが、「二階堂為氏&三千代姫」の悲話って、市史などでは割と2番煎じ・3番煎じの感があり、がっつりと藤葉栄衰記から一連の流れを起こしたものは、今までなかったのかもしれません。
図書館スタッフとは、にほんまつ城報館の話も出まして、割と「直違の紋~」もしっかり読んでいただけたようです。
そんなわけで、もしかしたら、須賀川中央図書館で「直違の紋~」も一般の方が読めるようになるかもしれません。