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知るは一時の恥、知らぬは一生の恥

取り敢えず、「藩公上洛」が一段落しました。
ですが、再び本業の締め切り2本が迫っておりますので、次話「虎落笛」は、もうしばしお待ちくださいませ。
あ、「虎落笛」は「もがりぶえ」と読みます。
元々素案では「番頭就任」という仮題だったのですが、「藩公上洛」で既に番頭に就任しているので、変えた次第です。適切なタイトルが思い浮かばず、俳句の季語を使ってみました^^;
→「律の調べ」に続いて、このパターン、2回目です。

虎落笛(もがりぶえ)三冬
【解説】
厳寒の夜空を、風がヒューヒューと音を立てて渡ること。「虎落」とは竹を立て並べて作った柵や竹垣のこと。それが烈風に吹かれて、笛のように音を立てることに由来する。

この話が終わると、いよいよ第三章「常州騒乱」に突入です。それを踏まえると、割といい季語があったものだなあ……と思います。


***

ところで、熱心なサポーターであるnoteの友人から誤字のご指摘を頂きまして、訂正致しました。

割と国語力には自信がある方ですが、それでも100%ではない。

ちなみに、誤っていたのは「藩公上洛」(5)に登場した「週巡」という言葉。
これは、「逡巡」が正解です。

このあたり、指摘する方も結構悩むところだと思うのですよ。
ですが、言うじゃないですか。「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」って。
ただの言いがかりならともかく、明らかにこちらが間違っているときには素直に認めたほうが、後々楽だと思うのです。
勿論、長らく付き合って信頼関係が成り立っているからこそ、安心して素直になれるのですが。

いい友人を持ったなあ……と、つくづく感じます。

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