第4話の「北条谷談義」以来の登場の、小川先生。
藩史・市史では出ていませんが、実はあの色々と物議を醸しまくっている(笑)三浦家の出身で、小川家には娘婿として入ったお方です。
二本松藩は結構養子・親族関係があちこちで入組んでいるのでして、三浦一族と小川家、そしておまけで丹羽山田家とをつなぎ合わせると、このような相関図になります。
平助先生は確か三男、そして現在大活躍中の十右衛門(義制)は、四男だったと思います。
何度か書いているように、平助先生ご自身は山鹿流兵学者かつ物頭なのですが、優秀過ぎるためか、3~5月にかけてあっさり江戸警衛に引っ張り出されており、なかなか登場場面が作れなかった次第です^^;
ただ、この話で鳴海も番頭に出世し、大分発言権が大きくなりました。
また、学館(敬学館)のクラス担任的な役割も受け持ちますので、番頭になってからは、結構共にお仕事をすることもあったのではないでしょうか。