本業との兼ね合いや、リサーチに手間取ってなかなか進まない「鬼と天狗」ですが、ようやく書いてみたかった「鳴海の武将としてのデビュー戦」に着手しました。
もっとも史実ではいきなり「天狗党征伐」に投入されるのですが、いくらなんでも無謀だろう^^;
……ということで、どこかで「模擬戦」を書いてみるつもりでした。
ただしこれまた難儀なことに、二本松藩の軍事調練の様子を書いた資料というのが、ほとんど残されていないのです。
まさか、幕末の戦い全てが「全員模擬戦なしに戦わされた」とは思えないのですが、それにしても資料がなさすぎ。
藩校である「敬学館」も兵学修練所として「竹ノ内」に調練所を持っていたらしいのですが、この場所についての記録も見つかりませんでした。
また、リサーチ中に気づいたことですが、文久二年の「文久の改革」の一環で、「兵制を洋式に切り替える」という幕命がありました。
基本的に二本松藩は佐幕の藩ですので、これを無視していたとは考えづらく、それらの情報もどうやって反映させるか。
これらの条件を踏まえて着手したのが、次の「竹ノ内擬戦」というわけです。
(擬戦というのは、「模擬戦」ということです)
そんなわけで、鳴海の相手を務めるのは誰か。そして、鳴海の武将としての器量はどうなのか。
そのあたりも、お楽しみいただければ幸いです(^^)
余談ですが、添付の写真はGoogle Mapsで作った「鳴海と相手」の進路図。
これらの地形も考慮しながら、頑張ってみたいと思います。
なお、藩校「敬学館」の情報については、noteの記事からどうぞ!
https://note.com/k_maru027/n/nac3535ea963b?magazine_key=mb8c02dc5b778#7a6dfedd-93cf-4aac-b678-88c0b644ff0a