がてら

落ち着いた雰囲気のタイトルと、新作の短編というところに惹かれてページを開きました。 小学生の時の宿泊生活が茅野で行われたので、車山や蓼科に登った記憶が蘇りました。今年5月には諏訪…続きを読む

新作の欄に載っていて、タイトルとジャンルのちぐはぐさが印象的だったので、読んでみました。 読点の少なさに少し驚きましたが、情景描写の巧みさに脱帽です。「なにか」がこれほど恐ろしか…続きを読む

非常にラフな語り口で登場人物の掛け合いが秀逸です。
ちょっとにやけながら読んでしまいました。
毎日1話ずつ楽しみたいショートコント。

皆さんも移動や待ち時間などにいかが？

印象に残ったのは唐揚げのお話。主人公の細々とした考えが、あー！ありそう、というリアリティを伴って読者を迎え撃ちます。 特に感情起伏が激しい訳では無いのですが、共感できるポイントが…続きを読む

世界観が面白いです。Codeというひとつの軸があり、しかもそれは主人公の××が××したもの。 主人公は弱小かと思いきや……というややテンプレ感のある部分にむしろ安心感があり、かとい…続きを読む

まず特筆すべきは美しい言葉選び。そして作者様の豊富な語彙が黄金比の組み合わせで紡がれている。 次に擬古文的文章で適度に哀愁を取り入れることに成功されている点が素晴らしいと感じまし…続きを読む

本当に素敵な物語です。展開も滑らか。 それでいてドキドキさせられます。 主人公は特別な能力を持った竜族。普通の男の子の反応をするところに好感が持てます。 個人的には主人公のお姉さ…続きを読む

天才アムネとその母エイラが敵から逃げる、その描写が秀逸です。胸に迫る緊張感や複雑な思考が簡潔に、そして丁寧に描かれた第5話には大きな拍手を送りたい。 リタイアは無く、むしろ一気に…続きを読む

正直完成度の高い作品だと感じました。ホラー的な背筋の凍る恐怖の中に笑いを練り込む。 亘と汐の掛け合いも微笑ましく、亘の『大きな弟』感が好きです！ 結界を守るという壮大なことをして…続きを読む

僭越ながら作者様のネーミングセンスに私の感性と通ずるものを感じました。内容は勿論、『ベルエナ』や『スリネイ』といったちょっとオリエンタルな感じが好みど真ん中。 また、都市の描写も…続きを読む

動物たちのいのちの温かみをダイレクトに感じます。主人公が人間の醜さに涙し、動物が心を開く様は本当に美しいです。 ふと、寒い夜に読みたくなる。 上橋菜穂子さんの『あの』ファンタジー…続きを読む

一人ひとりのキャラクターがしっかりと物語に根付いていて、迷うことなく読み進めることが出来ました。 ここまで最終話まっしぐらに一気読みできる作品は中々無いと思います。 もう一回読…続きを読む

初め軽い気持ちでこの作品を開きました。 間違いでした。 目の前に鏡を置いていたらギョッとしてしまうようなニヤニヤ顔で読み進めてしまいました。 圧倒的なエンタメ。作者様の発想力表現…続きを読む

術式などの内容はよく理解できなくても、ストーリーがすんなり入ってきました。 リアンとテルアの掛け合いは見ていて微笑ましく、リアンの成長とともにそれもバージョンアップしていて飽きませ…続きを読む