「雪合戦 短編」を含む小説

集英社により2022年に行われた高校生向け小説コンテスト『第3回 高校生のための小説甲子園』の『関東（東京以外）』ブロック代表作品を、コンテスト運営者の許可を得て公開しています

　明るくて友達多くて人気者な河瀬海來が、何故か陰キャでぼっちな俺に構ってくる。まじで、気の利いた会話ができるんだからさ……周りの目を気にしろよ！ 　お前が話しかけてくるたび、…

少年軟式野球チームのエースピッチャー・フウカ。 彼女に次ぐ二番手・カナタ。 心にわだかまりを抱えた二人は、雪合戦でぶつかり合う。

今年は雪が少なかった。積もっている範囲は狭い。なので雪をめぐって、二種類の動物が対峙する。ヒグマとユキウサギが雪を奪い合う。勝敗を見届けるのはエゾフクロウ。ここにクマとウサギ（3…

赤く焼けた大地に倒れ込み、ただ死を待つばかり。 俺は静かに、目を閉じた。 アルファポリスにも投稿しています。

小学校統合問題に揺れる、北海道の僻地にある小さな港町が舞台の連作短編。 　 一話目の主人公、後藤由紀は代替職員として幌内小学校６年１組の担任となった。呼びかけに反応しない男子がい…