「行進」を含む小説

久々の長編です。 自分の心や仕事具合なので更新頻度が変わると思います。 前作『WONDERFUL　WONDER　WORLD』の前日譚で読まなくてもつつがなく読めます。 （読ん…

第一回目　月の光 小学生の時分 掃除の時間になると、必ずかかっていました。 勿論、ピアノ曲の方ですけどね。 当時、音楽の先生が「先進的」な方でして、 「掃除の時間に流れている…

　ゲリラ雷雨が去った夜。 　チカチカする街灯。　道の向こうから聞こえる、カシカシという軽い音。 　道路の上をほふく前進するように近付いて来る、大量のめがねの行列。 　そして、仕舞…

幾千幾万の神々と共生する世界。そこには、各々異なる神を信仰する無数の王国が乱立し、争いは絶えない。 光の王国に走る山脈の一角。とある人に会うため、異国から旅をしていた少女アラニス…

突然の嵐、謎の洋館、殺された老人、密室となった部屋。 そして、６人の容疑者。名探偵。全てが揃ったとき、事件が始まる。 ――そして全てを無視して、嵐と共に殺人ピエロはやってくる

「お父さん、お母さん、本当にごめんなさい――」。九州の大学でワンダーフォーゲル同好会に所属している主人公達は、北海道の日高山脈にあるカムイエクチカウシ山に登ることを決意する。冬山…

雨の中の紫陽花とカタツムリが好きなので、梅雨の時期のささやかな風景を思い出して書きました。紫陽花好きの方やカタツムリ好きの方に届くといいなと思いました。

ある日、福岡市天神の警固公園にいる人間が一斉に、どこかへ歩き始めた。 大学生の斗紀夫と鈴木はある理由で、その人たちを追うことに。一方、黒咲清人はその行進を止めるべく動きを見せる……

　ポランレフ＝リエトヴァ共和国陸軍の新人少尉エミリア・プラテル。 　父親の汚名を晴らすべく士官学校へ入るも、任官先は辺鄙な田舎町。 　上官は酒飲みで四六時中酒臭く、やる気もない。…

　過去に読んだとある本のせいでアセクシャルになった男子高校生、市東 蒼空(いちとう そら)。直接的な行為や下ネタはもちろん、恋愛も否定的。こういう人が少子化を進めているのだと思う…

　何度目かも数えていない夢の世界。悪魔たちの世界で、同じ悪魔として過ごす１日を描いた、ヒトとは何かを問うヒューマンドラマ。 《あらすじ》 　鮮やかさを忘れた世界での夢としての目…

チンポコ大行進

人類が特殊な能力を持つ世界。その時代に生きる中学３年生の赤宮桜利は高校受験を控えていた。父親の手紙を携え受験の手助けをしてくれるという人物に出会い自分の能力を知ることになるが、な…

魔法協会末端員の剣士ウツロ＝ハイイロは すべてのおいて面倒くさいことが大嫌いの省エネ主義だった。 でも大丈夫、 この魔法協会は『大手』だから 『大手』なら最低限こなしていれば問…

　1803年。とある国のとある城にて、町民は松明を掲げ、木の杭を手に、十字架を首に引き下げながら行進を行っていた。 ｢ドラキュラ、貴様の存在は我らにとって恐怖でしかないのだ！ …

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」応募作 真面目だったり、ふざけたり、自由に詠みたいと思います。 「＊」は注釈等あるものに付けています。

十八歳になった大聖女ロメリアと第二王子ヴィヴィ―ニアは共に、大公の即位記念日の祝賀会と選出されるはずの婚約者を祝福するために招待された。 「何でこんな…めんどくさい」 「同感」 …