「花見酒」を含む小説

フラッと訪れた公園で1人花見を楽しんでいると、みずぼらしいおっさんが寄って来て・・・・。

などと立派なキャッチコピーをつけるがただのコメディホラーである。

【KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～】 第4回お題『深夜の散歩で起きた出来事』参加作品

KAC20234（テーマ：深夜の散歩で起きた出来事）参加作品 『ちょっと不思議な一万字に満たない短編達』にも収録しています

月は朧に、花は霞み。ただ酒盃だけが濁りをしらぬ。 盃に落ちる花びらと、湖に浮かべたこの舟と。 ゆらり、ゆらり、夢幻にあそぶ。 さあ、宴をはじめようか――

桜の木が好き。お花見は楽しい気分、言霊が桜の木の下に埋まっている。 夜桜を静かに見ながらの花見酒は、おだやかな優しさ。子供が桜を見て、綺麗な桜色だね。 桜の花が散った後の桜色の絨…

主人公の『私』は、実力派として評価されている俳優。 ある仕事の収録で訪れた母校の中学校の桜を見上げ、物思いに耽っていると、マネージャーが「あなたは、桜が嫌いじゃなかったんですか？…

夜桜を眺めながら、一人、酒を飲むOLさんのお話。 縦書き想定で書いたので、読む際も縦書き推奨です。

　これも何かのご縁だ、ちいとばかしこの花見酒に付き合っておくれよ。 　なに、そう構えなさるな。夜桜を肴に一杯てえのも、なかなか風流じゃろう。 　しかしお前さん、どうしてそう眉根を…

幼い頃、神隠しにあった佐倉郁（かおり）は、不思議な青年から秘密の名前をもらった。数年後、郁は幻の銘酒を求めていくうちに真木薫という男性に出会う。真木は青年にうりふたつだった……。