「縁談 中世」を含む小説

【中世ヨーロッパ風ファンタジー、勧善懲悪BLです】 服職人の息子であるヴィンスは、幼馴染みのラリーへ、幼いながらに淡い恋心を抱いていた。 ラリーは近所のパン屋の息子だったが、そ…

白皙の肌に金色のおぐし、鍛えられた体躯に柔らかな物腰。センス、実力、そのすべてにおいて一級品。イゼルモ国の至宝とまで謳われる完璧な青年、ヴィルト家公爵子息、シャルル―。 「君を…

室町期 尾張の国。ある侍に清げな姫がおりました。村人はお慕い申しておりました。 ところが姫には隠し事がありました。生きる人々の息遣い。”モノノフ”の意地、誇り、息吹。御仏が織りな…

商人の娘ニルダは、金儲けが趣味の可愛い少女。 元気なニルダに振り回される父。それを楽しむ母。 ニルダを可愛がり、面白がる父の友人。 そして幼なじみで領主の息子の少年と、降ってわ…

私はイザベル王国のマルカン公爵家の令嬢アンナ・ド・マルカン。 あれは5歳のとき。私が両親と一緒にクラーク王国の感謝祭に行ったら迷子になった。両親とはぐれて広場で泣いていた私を男の…

★カクヨムコン９・短編賞「恋愛・ラブコメ部門」中間選考を突破しました。 　下級貴族の次女クラリスは結婚適齢期だが、縁談は今まで一つも無し。原因は活発過ぎる性格に加え、腕に巻かれ…

【第一部】　完結しました。 私はアリステリア王国第1王女のリディアナ・アリステリアである。 妹たちは既に優秀な父の部下や、他国の王に嫁いでいるが、私は18歳になっても縁談が決ま…

ユニレグニカ帝国の第九代皇帝に即位したのは”炎龍”マクドナルド・ジョージ・ジュニアである。若き皇帝には婚約者がいなかったので、その花嫁を探すべく、帝国中の貴族を対象とした帝国をあ…

「婚約破棄、以前の問題でございました……」性格最悪、素行最低、国内外で嫌われ者の我が主君、ロゼッタ王女が無理やり結婚しようとした隣国の王子は、即刻縁談をお断りされました。（さもあ…

　北には緑豊かな森が広がり、南には紺碧の海がどこまでも続く。 　けして大きくはないが、そんな自然の恵みがあふれた国土を持つ、フロシア王国。 　そんな王国の王女、マリーは、きつい口…