「異生体」を含む小説

静かな最終兵器を開発する――軍部からのリクエストに応えるべく開発は急がれた。だがそれが実戦配備される前に第二次大戦は終結した。 それから約八十年が過ぎた日本で、永遠に眠るはずだっ…

【あらすじ】 未来のような世界、地球のような惑星――硝子生命体《グラス・ビーイング》なるものの存在が現れ、その一人とされるリノウが、やはり硝子生命体と相対して、狩っていく……。 …

　転生した転生戦士、この悪のデビルサマナー、善のペルソナ使いを過去に持つヒーラー。 　己の守りを破れない非力以外を探した。 　

カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022　8回目お題「私だけのヒーロー」に投稿した短編です。太古の怪獣を復活させようと企むマッドな博士の話になります。

数百余年に渡って、世界のバイオテクノロジーの発展に貢献してきたRASと呼ばれる国際生物科学研究機関。人々はその恩恵にあずかる一方、進み過ぎたバイオテクノロジーの違法な流用による”…

　その日、人類は見た。青い空よりも上の遥か彼方の宇宙から、こちらを覗き見る、惑星のような球体の化物を。 ※※※ 　大きな発展を遂げた人類文明に、突如として降り掛かった災厄、【…

コロナ禍。その後には無限の並行世界が広がっている。「僕」はそのひとつに住んでいる。「僕」によって語られる災禍の意味と、最適化された社会システム、そしてそこに住む人々の記録。

　月経済圏の現状は、比較的良好である。 　十数年前までの月経済圏の自治権は、名目上は与えられていたものに過ぎない。 　 　防衛戦力の保有制限や、地球圏連合からの駐屯艦隊の派遣とい…

少年は出会った。神のごとき力を備えた赤き巨人と。 彼女の名は禍の角。かつて、銀河系を恐怖に陥れた金属生命体の生き残り。 少年と、彼の命を狙うちょっとおとぼけな魔獣神が織りなす極限…