「幼稚園児 探偵」を含む小説

「じけんよ～！　じけんよ～！」 いずみかわ幼稚園すみれ組にアユちゃんの声が響き渡る。 探偵を目指している阿形クリスティは、自分の出番だと事件解決に乗り出すが。

　私は雨宮桜花(あめみやおうか)と言います。 　私の家は夫、高校生と幼稚園児の子ども、そして義母の五人家族。 　そんな私の家では変わったルールがあります。 　『味噌汁くらいは作れ…

　私は雨宮千夏(あめみやちか)、高校二年生。 　私の家は両親、幼稚園児の弟、そしてお祖母ちゃんの五人家族。 　そんな私の家では変わったルールがある。 　『味噌汁くらいは作れた方が…

　僕は雨宮秋水(あめみやしゅうすい)、会社員をやっています。 　僕の家は妻、高校生と幼稚園児の子ども、そして母の五人家族。 　そんな僕の家では変わったルールがある。 　『味噌汁く…

榊崎玲子は、幼稚園内のあらゆる怪事件（※ただし園児レベル）を快刀乱麻を断つが如く解決してきた、幼稚園生探偵である。

　あのね、おやつのぷりんをね、たべようとね、おもったの。 　でもね、れーぞーこにね、なかったの。 　あたちね、しってる、はんにんは、このなかにいる！ 　――開始三行で真相究明、…