「存在しない場所」を含む小説

存在しない場所に存在してしまった二人の話。 404 not found。

雲下うさぎさまの企画、お題、「書きかけの地図」で、書かせていただきました。私自身、幼い頃、紙という紙、３０枚くらい並べて書いて、保育園の先生に、怒られた事があります。 人生は、…

あるきっかけで始まった僕と彼女の武蔵野論争。 意味のない議論と、意味のない怒りが僕たちを武蔵野探しへと駆り立てる――― 第2回角川武蔵野文学賞応募作品。

超がつくほどの田舎である南陽岡には、『南陽岡症候群』という風土病がある。患った者は夢の中から抜け出せなくなり、目を覚まさなくなる、恐ろしい病だ。歴史書には流行していた記録があるが…

ある日彼女に廃墟探索を提案される。 夢の国と称されたその場所はかつて栄えた跡地だった。 安易に侵入し廃墟探索を進めていくといつの間にか違う夢の国に立っていた。 よそのサイトでク…

何も存在しない場所に、双子の王が生まれた。 姉は太陽の王。弟は夜の王。 彼らは世界を創った。 しかし、世界には2人の王しかいなかった。 彼らは嘆いた。 何故、私達は2人しか…