「女性視点 猫」を含む小説

――あちらの世とこちらの世。 神様に使える猫の神使たちを纏める猫王、三条国芳に気に入られたのは少し人生にくたびれていた人の子、犬飼すず子(30)。 猫を吸うはずの人間が逆に猫に吸…

※数年前にある人と共作した物語。共作の相手は本人の希望で秘密です。 ※男性視点を青海野が、女性視点を共作相手が書いています。 カメラを使った「過去」の念写能力を持つ大学生、桜羽…

同じタイトルと三題噺で書いてますが、それ以外に関連はないです。 ややルール違反にはなりますが、自主企画の10000字以内という制約に引っかかったので、自主企画完了後にアルビノの続…

両親を亡くし、一人になった「私」。 友人からサビ色の仔猫を譲ってもらい、一緒に暮らし始める。 劇的な事件も、ドラマチックな変化もない。 穏やかな生活の様子と、猫あるあるを込めて書…

その黒猫は、幸せになりたくて旅をした。 その女性は、幸せになりたくて家を出た。 Spoonの朗読仲間であるゆうさんに当て書きした作品です。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 …

※毎週金土日のどこかしらでゆる～く更新中！（週１更新なので１話あたりの文字数は後半になる程多めです） ――ミツケタ―― その声がどんな声だったか、もう覚えていない。黒い闇に…

いつからだろうか。命にすがる気持ちを失っていたのは。ビルに吸い込まれ、飛び込むが、いつまで経っても地面に辿り着かない。永遠に落下する中、懐かしさを覚える燕尾服の猫が言った。「やあ…

金石水月さま主催：【「雪の思い出」がテーマの短編小説（5000字以内）書いてみませんか？】 この企画に参加させていただきたくて書いたお話です。

　私のエッセイである『せっかくだから』から下記の二編を実践したものになります。 『せっかくだからキャラクターの作り方について考える』 せっかくだから／躯螺都幽冥牢（くらつ・ゆめろ…

　ハールファグルの王カットには秘密があった。いつも帽子を被っている彼の耳は猫耳だったのだ。それは初恋の少女によってかけられた呪いでもあった。 　成長し、王となったカットは初恋の少…

私の名前は『マリアージュ・ルシェ・ダークマター』。 過去に『闇夜の魔王』と呼ばれた少女。 未来の中で精神を共にした『ミュリア・ダークマター』が私と『彼』との出会いを聞いて来た時、…