「ミステリ？ 手紙」を含む小説

商店街の一角にある「便利屋しのはら」。 そこに持ち込まれるのは、 “失くした指輪”“消えた写真”“届かなかった手紙”―― どれも少しだけ不思議で、少しだけ切ない依頼ばかり。 店…

服役中の男と弁護士の、事務的な書簡のやり取り。 離婚調停のために始まった往復書簡は、 やがて十年前の失踪事件へと静かに触れていく。 法では裁けない罪を、 言葉だけで追い詰めていく…

三年生の夏、桜は突然いなくなった。 残された三人――柊二、蓮、楓太は、 それぞれ“自分のせいだ”という後悔を胸に、 止まった時間の中でもがき続けていた。 数年後に集まった三人は…

差出人のない手紙が届いた。時間と場所と会いたいと書かれているだけで。その場所に行くと三人の女の子が。手紙を出したのは誰？

一枚の便箋に残された言葉―― 『生きて。忘れないで。』 果物を愛する探偵・瑪瑙可南子と、助手で記者の東雲将流。 古書に挟まれた一通の手紙が、ふたりを導く。 それは、ある家族に受…

夜のオフィスに突如届いた謎の手紙。 描かれた文字は恋人の存在を示唆するものだった。 暗号を解読し、彼は愛する恋人に辿り着くことが出来るのか。 謎の手紙の意味することとは一体なんな…

数日前か、数週前か。将又数時間前か。いつの間にか雲の如く消えてしまった友人を探す為、彼が住んでいた小さな貸家へと足を踏み入れた。 乱雑に積まれた本、机に残された冷めきった茶碗、そ…

学校内外で起こる事件を解決するカップルの探偵組。高校生活の始まり。 ・時計塔の告発 ある日、生徒会室に差出人不明の手紙が置いてあった。その手紙が届いた日の翌日。旧校舎の図書室で理…

あらすじ（ネタバレあり） 主人公・拓也は差出人不明の手紙に導かれて屋上へ向かう。現れたのは校内一の美少女・彩乃。告白され、交際が始まる。 不釣り合いな二人に学内は大騒ぎ。幼な…

「大災害」のあと、世界でただひとつ生き残った街イグラス。海のすぐ瀬戸際で残ったイグラス魔法学園の寮で暮らすウルスラは、よく聞こえる魔法の耳を持つ、歌が得意な初等科三年生の男の子だ…

恋愛以上、友情未満の恋物語。 わたし、如月萌花は通学中に、薔薇の花束を受け取ってしまう。 その贈り物が導いたのは、学院の天使と呼ばれる、少女探偵、日ノ宮雪乃との出会いだった。 ガ…

1992年10月某日、小説家岸辺の元にとある招待状が届く。その差出人は、かつて人気ドラマの主演俳優として名を馳せた道源兼光。かくして彼が住む孤島、緑青島で開催される誕生日会に参加…

【7月20日完結確約】 夏に焦がれて焼かれて溶けた。交わしたキスに恋という名の名前をください……。 七月初旬という中途半端な時期に菰野岩（こものいわ）高校へ転校することになった二…

『異世界探偵社クワツ』の社長兼探偵、オリトは、全世界一のポンコツおじさん。 　電子レンジも使えないオリトと、オリトを世話する天才のヤン少年と、かわいい犬のフヨル――そんな凸凹ト…

その町では、なぜかワクチンの注射針が刺さらない──。 燃え続けるインターネットと、罵倒と論理のあいだを生きる探偵・御手洗真琴のもとに、一通の手紙が届く。 手紙には“異常な現象”と…

推理作家を目指す「俺」は、空腹を満たそうと、とあるレトロな純喫茶に足を踏み入れた。 その喫茶店の絶品なナポリタンに舌鼓を打っていると、隣の席の女二人が、何やら気になる話をしている…

開けてはならないはずの引き出しが開けられたというのに、父は笑っていた。 空き巣に入られ、引き出しの中のモノは、持ち去られた。 父が、俺に見せてきたのは、一通の手紙だった。 手紙…

　陸の孤島に閉じ込められた男女７人は１人残らず殺された。 　白金大学登山サークルの７人は、過去に死んだメンバー冴島雫からの招待状に誘われ、アガサ山の洋館に招かれる。その洋館は、…

舞台は近未来の日本。 普通の人には見えないものが見えるかもしれないと自覚している石田洋一朗は不穏な噂が流れているある中学校で教員をしていた。 ある日、退勤途中のバスから路上に立…

東京の下町にあるアトリエ『悠彩堂』の店主であり、絵画修復家でもある桐嶋悠斗の元に、ある日メール便が届く。中には一部に傷がついたグスタフ・クリムトの油彩画の写真と、写真の絵を修復し…