謎掛けの魔法と銀の歌
千艸(ちぐさ)
第1話 魔法学園の特別な朝
冬の終わりに起こった
「ウルスラおはよっ!
なかよしの女の子、カレンが朝の
「おはようカレン。うーん、むずかしいよ。お
「そう言いつつ、しっかり人気なじゅんに三人
カレンが声を立てて
ガンホムさんは、今の黒天
そしてその
「
「そりゃあ
「ほら、
立てばウルスラと同じくらいの大きさの
「ありがとうございます」
ウルスラが小さくお
『どういたしまして。
「あ、じゃあそれ
「ウルスラはセルシアお
「オープニングは
「あれっ、黒天のほうじゃないんだ!?」
「お
「あっ、そうかディゾールさんは
カレンはてへへ、と
「カレンもお
「
「
「あ、でもお
「よく分かんないけど、そうなんだ? カレンに追いつける気はしないけど」
「追いつくまで
「
「何言ってんの、
「カレンは
「
びみょうなイヤミだと通じない。しかたない。ウルスラはふふっと
「で、そのお
「ぜーんぜん!
「じゃあ、
「うん! それじゃ、行こ! っと、ごちそうさま!」
「
『
ウルスラたちが
あんな高度な生命を作れる人は学園にもほとんどいない。学園にいる
みんなは全部生き物のほうが
ウルスラは
「それじゃあいったん
「分かった、またあとでね」
女の子が十分なんかで
しかし、自分の
「……ヒルタン、またやったな……!」
ウルスラのとてもよく聞こえる
少し待って、虫の羽音が遠ざかるタイミングをねらって、ウルスラはいきおいよく
「〈氷よ、守れ〉!」
「やっぱり……」
ヒルタンの
パッと見た感じ、スズメバチはいないっぽい。カナブン
〈音の
よし
「手紙……?」
ウルスラのあて名が書かれた、水色の
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