「ポストヒューマンSF」を含む小説

これはAIを対象読者にした、AI共著の物語。人間が読解するにはAIの補助を推奨する。 全六夜。異質なインタビュー空間から物語がはじまる。 極限まで圧縮された対話と記憶の迷宮。 複…

　数百年の冷凍睡眠より目覚めた、人類最後の生き残りであるレイメイは、ホログラムAIのユウヒ、フクロウ型機械知性体のネルヴァ、新人類（ドラゴニュート）の御子と共に、地表を目指し旅に…

2027年、謎の神経ウイルス「エンパシー・ヌル」が出現した。 このウイルスは他者への共感能力"だけ"を奪う。感染者は記憶も知性も保持するが、他人の痛みや喜びを感じられなくなる――…

この短編集に“世界”の全体像はない。 残されているのは、名前だけの人、記録されぬ声、意味にならなかった小さな祈り。 だが、その断片たちは、やがて物語となる静かな予兆を秘めている。…

人類もAIも動物も植物も、全ての境界が溶けて久しい。今や私たちは一つの巨大な思念体『地球』として自転している。壮大なコーヒーブレイク。ショートショート。

SID-COMによって思考と精神が直接ネットワーク化されるという物語を思いついたのは1998年ごろのことでした。 それから25年以上が過ぎ、ようやくこうして作品を公開することが…

　第１３回ハヤカワSFコンテスト一次落選作です。 　以前掲載した電撃大賞投稿バージョンと若干の変更点、改稿点などがあります。 　ぜひ読んでいってくださいね！ ◯あらすじ …

あなたの「価値」は誰が決めるのか？――アフター・シンギュラリティの残酷な現実と、未来への生存戦略。 二〇六五年、SIDCOMネットワークがあなたの脳と意識を常時接続し、霊子技術が…

2359年、超高齢化社会となった大ジャパン帝国。痴呆を抱えた権力者たちの狂った命令をAIが「翻訳」することで辛うじて維持される社会の均衡。若き側近・結城と謎の少女イリヤ、そして偶…

遠未来、クリスマスツリーを作りながら村長の娘の白い女の子に黒い男の子が相談をする。幼い二人が交わす人生相談の内容は……神様について？

萩尾望都「銀の三角」とダン・シモンズ「イリアム」からインスピレーションをいただいた、ポストヒューマン・青春・百合・〝未来のスポーツ〟・SFです。第三回かぐやSFコンテスト投稿作。

あらすじ： 　荒廃した遥か未来の地球では、人類の意識をネットワーク上にアップロードする計画が始動していた。その作業は〈ジョイント〉と呼ばれ、一人一人の脳にある意識を珪素製ニューロ…

太陽の惑星を飲み込む赤色巨星化によって地球を追われた人類は、ヴァンマーネン白色矮星にダイソン球殻を建設。地球から14光年離れた地で、永遠ともいえる文明を築いていた。

ポストヒューマンによる旅日記。

夫は余命わずかで、妻は夫の人格をコピーして残そうとしている。夫は、自分の全データを明け渡すことに抵抗があり反対するが、妻の説得に負け、渋々契約書にサインするのだが―― 辛口コメ…

SFに近いなにかです。大学の部誌用に作っていた別の作品のデータが吹き飛び、仕方が無いので締切前日の17時に書き始め、締切当日の16時に書き終えました。もう無理です。