「#夏の怪談」を含む小説

「月夜」テーマで友人と競作した掌編。真夏の夜の別荘地を舞台にした怪奇譚です。

飲食店を営む主人公は、昔馴染に声を掛けられ、店に招き入れる。二人は人間社会に溶け込んで暮らす妖怪だった。そんな二人の近況報告。

　———2017年夏。 　50年前に地図から消えたはずの島が、何の前触れもなく海上に浮かんでいた。 　その名は、晏唐島（あんとうじま）。 　原因は不明。記録も不明。 　ただ…

肝試しに“百物語”をする僕ら4人 「本当にみんな25話分考えてきたんだろうな？」 ま、実際は99話で止めなきゃいけないんだけど…こいつら分かってるのかな？ ふふ………どう転がって…

確かにあの日、僕は死んだ。 でも、死んだ理由も、犯人も分からない。残された時間は天界へ行くまでの、たった49日。 夏休みの間、幽霊となった僕は、手がかりを追いながら真実に迫る。

避暑地の山を一人歩く旅行客が見た、どこか懐かしい兄弟の姿。 麦わら帽子に半ズボン、白いシャツ――昭和の記憶から抜け出したような二人の子ども。 しかし、次の瞬間にはその姿は霧のよう…

夏の夜、ぬかるみに足を取られたのは――心の方だったのかもしれない。 明治の片田舎を舞台に描く、奉公童女と子供たちの一夜の怪異。 静かな恐怖と救いが交わる、幻想譚『ぬかるみ ― …

濡れ衣着せるから罰あたる。

奄美大島出身の友人から戴いた実話を元に、 ふたりが遭遇（であ）った南国ノスタルジック・ホラーを綴りました。 登場人物 H 地主の子。色白で黒髪、細身で艶っぽい風貌の少年。 おっ…

意味がわかると怖い、怪談風、様々な1話完結ホラーです

第1章:屋台編『人魚、すくいます。』 第2章:異変編『すくった人魚をもどします。』 第3章:四尾都町編『透明な膜に覆われた町からの脱出を企てます。』 第4章:？？？編『comin…

　夏の夕暮れ、旧校舎に集まった幼馴染の三人。向かう先は、街外れにある洞窟の奥に拝殿を構える奇妙な神社──【洞穴神社】。湿り気を帯びた参道、滴る水音、迫りくる豪雨。仲間たちは、ただ…

偽中国語ホラー、懲りずにまたやらかしました('◇')ゞ

本当はコップ一杯で良いらしい。

[ThreadStory] 誰もいないオフィスの13階 スピンオフシリーズ第1弾。 新入社員・大川 由紀は入社当日、13階に案内される。 そこで自分の名前が載った社員リストを見つ…

昔、松山さんは友達と一緒に“出る”と噂されているお化け屋敷に行った。友達にぴたりとくっつき、腰をひきながら歩いていると、日本人形がたくさん置いてある人形の部屋に‥。

身近に潜む影 誰にでもある「あの夏」 少しでも涼を感じて頂けたら幸いです…

　 　ねえ、お父さん。 　 　サヨコだよ。 　サヨコがいるよ。 　サヨコが、ラジオからしゃべって来るんだよ。