「短歌」を含む小説

コーヒーカップの冷えきりから始まる、恋人失踪のミステリー。カレンダーに開けられた謎の穴、持ち去られた一枚の写真、そして完璧に清掃された部屋に残された違和感。探偵である主人公は、残…

愛なのか執着なのか成れの果て、きみだけどうか愛と呼んでよ

短歌って面白い！と思ったので、習慣的につけていきたいと思います。 書いてみて思うのは私と言う人間はさやさや流れる静けさと言うより、おどろおどろしい皮肉屋なのかもしれない。改めて自…

pixivに投稿したもの第７弾です。 短歌３００１～３５００までを掲載します。

プロローグにて

デスゲームの修羅場に身を置く男を主人公に、「死」よりも現代の「日常のストレス」を恐れるハードボイルドな心情を描いた連作短歌10首です。

ハチクイはオスもメスも、宝石のような美しい体色で人気の被写体。ハチのみならず、飛んでいる虫なら何でもさっと捕まえて食べ、獲物に毒針がある場合は枝に打ち付けて毒を取り除いてから食べ…

１２月１２日は「漢字の日」　あくまでも所見ですが、旧字体・異体字・あて名など、名前に難を持つ人は他人から何度も書き間違いや読み間違いをされる経験をしています。そのため他人の名前を…

Z世代の日常を描くバッドエンド連作短歌10首です。

移り行く季節の中で思いを馳せれば 移り行く季節の中で 春のそよ風 夏の熱風 秋の野分 冬の木枯らし 潜在意識の奥底に眠っている遠い記憶 春は春らしく 夏は夏らしく 秋は秋…

日常とは、非日常。 非日常とは、日常。 異常とは、正常。 正常とは、異常。

千年の孤独を抱える古代の鬼が、Vtuberとして現代に降臨。最強の力を持つはずの彼が、今や「いいね」の数に怯え、「バズ」を目指す連作短歌10首です。

忍びの里という名のブラック企業で働くZ世代の忍者主人公。古く重い里の掟、成果を誰も見ない定例会…命がけの隠密行動よりも、伝わらないパワポ資料の作成に怯える、現代のサラリーマンの忍…

秋葉原のメイドカフェで働くZ世代の女性が主人公。フリルとリボンで完璧な「カワイイ」を演じる彼女の、仕事と現実の間の複雑な心情を描く連作短歌10首です。

日常を描いた五七五七七。今日は晴天、ほのかに暖かく風が吹く日。日は照って太陽が割れんばかりに輝いていました。良い日です。とても善い日です。

「病葉（びやうえう、わくらば）和歌集」とは、科学全盛の現代にあって古の歌学技術に魅入られた詠者が、これに溺れて拗らせた歌や、和歌四式などの歌学書で避るべきとされる「歌病」に敢えて…

純文学を愛する高校生に贈る、10首で綴る連作短歌。