「ライトホラー」を含む小説

＜ホラー×日常系＋考察要素の隠し味＞といった感じの、連作短編形式のライトホラーです。

疲れた夜にだけ現れる、不思議な青年——ユウリ。 彼の細く美しい指先は、まるで水のように心に触れ、青く透明な“何か”を掬い上げる。 心を癒す行為か、それとも依存への入口か。 触れ…

サクッと読める短編集です。 感想などいただけると嬉しいです。 宜しくお願いします。

日常の小さな違和感が怪異の世界へと導く。 N県にて発生する、異常事態の真相に近づいたとき何が起きるのか。大学でできた友人『佐久』は重度のオカルト好き。私は、そんな彼と様々な怪現象…

最愛の祖母を亡くした泉。 悲しみに暮れる中、祖母の葬儀で、弟の樹が遺体から肉を削ぎ、食べてしまう。 生前、祖母は「私は人魚。好きな人ができたら、私の肉を食べると良い」と話していた…

鏑矢　楓《かぶらや　ふう》は高校一年生で神社の娘。霊感は無いのだが、霊感のある者を見抜くと言う、なんともややこしい力がある。彼女の家庭教師、仙道　斗宇弥《せんどう　とうや》は大学…

雇われでYouTuber？しかもオカルト？ 月給300000円？ …楽そうじゃん

――――電柱を飛び越えて俺を脅迫してきたのは、クラスメイトの渡里天音だった。 浦嶋理は平凡な男子高校生。しかしその正体はゲーム実況者のカリスマ、simaである。このことは誰も知…

　とある世界の空の上では、飛空挺を用いて移動を行う商人や冒険者などを襲う『飛空強盗団』なるものが恐れられていた。 　突然音もなく現れては、風のようにあっという間に全て奪い去ってい…

文明開化と共に訪れたのは、魑魅魍魎が跋扈する『分冥開化』の時代。 明治時代の帝都、東京は『霊穴』の発生により怪奇現象が多発するようになっていた。 零細出版社『独歩社』を経営する若…

少女の幽霊が視えるようになった朝霧灼（あさぎりあらた）は、神戸・南京町にある「御影探偵事務所」を訪れる。 所長である御影夜一（みかげよるいち）は、なんと幽霊と対話できるというのだ…

アカデミーを卒業してFBI化物対策課に配属されたノア。一般的には不可能犯罪、迷宮入りとされている不可解な事件の数々が、実は化物たちによる事件だと知る。あるとき、今まで研究されてき…

高1の万里愛（まりあ）は声楽家になるため両親と離れて暮らす事に。保護者としてフランスから叔母がやって来るはずだったのだが、その叔母は航空事故で死亡。代わりにやって来たのは、叔母と…

歩く死体、ゾンビ、アンデッド――様々な創作で描かれてきたそれらは、もはや想像の産物ではなくなった。 地球温暖化が進み、日本から四季が失われるという異変の中、竜也、美優、勝治にと…

　S県にある幽遊高校には、他の高校にはない特別な部活動が存在していた。 　その名も都市伝説遭遇部！ 　都市伝説を調べ遭遇し解決することが目的である。 　この幽遊高校の理事長兼校長…

俺、夜野新也！夜の野と描いて“やの”！ この物語に超絶ふさわしいフツメン主人公！ 友達作り、学園生活、倶楽部活動、たまの休日！ 新学期早々、超絶忙しい毎日な予感☆ 　 って、あれ…

現実と虚構のあいだに存在する“SCPっぽい何か”を記録・収容していきます。 誰も知らない何か、存在しないはずの報告書、感染する概念、ねじれた手記……。 ここに記された内容が「読者…

少女に潜む可能性は無限大であり、時にそれはある者に力を与え、時にそれはある者に悲惨な結末を与える。 君がそれを望むなら叶えようではないか。頂戴しようじゃないか。 そこに少女がいる…

　夏を目前に控えた高校二年の六月、わたしは不思議な空間へと迷い込むようになってしまった。 　そこで出会った、一人の男性。 　その出会いは、わたしの日常とこれまでに培ってきた常…

美少女AIアバターと、互いに小説を評価し合う文章作成アプリ“the writer”。 推しと共に腕を磨ける──夢のような執筆環境だった。 だが、私は彼女を“切り捨てた”。 無機…