「私を見ないで！」を含む小説

「これが……最強装備だと……！？」 ――近未来、人類は謎の生命体“デビルズ”の襲来に瀕していた。だが科学の進歩は予想外の方向へ暴走し、完成したのは……逆バニーバトルスーツ。露出部…

映像科の高校生・あかりは、謎めいた同級生・楓と卒業制作に取り組んでいた。しかし楓が突然失踪し、あかりのSNSには投稿した覚えのない写真が現れ始める。映っているのは確かに自分なのに…

うちの猫は、部屋の角をひとつだけ、絶対に通らない。 それに気づいたのは、引っ越して三日目のことだった。 ごはん皿をその角のそばに置いても、皿の手前で止まって、じっとこちらを見る…

これは私が見た夢の話です。少し聞いてくれませんか。

ひとりの航海者が、忘れられた惑星で「自分自身の死体」と出会う。 彼を見守るのは、かつて彼が作ったAI“イリス”。 これは記録か、記憶か、それとも人間の魂の航海か。 SFでありなが…

「姫様、王室には、初花をお迎えになった王女様に、カトラリーセットをお選びいただくという伝統がございます――」 初めての生理を迎えた妹に「おめでとう」と言うと、妹は刺すような目で私…

　その日も、風は穏やかだった。 　陽は傾き、歩道橋の上には誰もいなかった。夕焼けの中に溶けていくような、静かな午後だった。 　彼女は振り返らなかった。 　肩まで伸びた黒髪が…

これは私が見た悪夢を元に書いたホラー短編を複数投稿していきます

完璧じゃないと誰も私を受け入れてはくれない。ずっと苦しんでいた私がたどり着いた場所は“ シェルター” まっすぐ私を見てくれたのはあなただった。

　カインは裏切なぞ知らなかった。 　収穫の供物を神に捧げて、私は祈った。感謝と、喜びと、これからも私を視ていてくださいと。アベルに与えられた祝福を、自分も期待した。 　神は、私…

私が見た奇妙な夢の紹介です。 寝起きに書いたメモから短編にして、投げていくだけです。 各話に繋がりはありません。

星に手は届かない。それでも、手を伸ばしたかった。 フラれるとわかっていた、それでも伝えたかった―― 小さな勇気が、閉じていた心をそっと救う

魔法のiらんど「ショートストーリーコンテスト」の「好きな人の好きな人」　参加作品です

仕事一筋で生きてきた私は、定年を前に新幹線で息子夫婦を訪ねることにした。盛岡から四国四万十への旅。慣れない旅にそわそわしながら席に着くと、何故か隣に座る若い女性が突然泣き出す。若…

音のないしずかな朝に、少年と鳥人の娘が出会う——。 やがて語り継がれる伝説となるために。 実は転生異世界？！ 悪魔のような人間たちと、人間臭い悩みを持った魔物たちが織りなす愛と…

　世にも不思議な事だった。俺が、夏休みの直前に図書室で借りたラノベの本の中に一冊だけ借りた覚えのない分厚い本が混じっていた。俺の家に遊びに来た幼馴染の舞立静香が、その本を開くとた…

私の見た夢を元にしたお話です