カクヨム短歌賞1首部門 応募作品

@fukebatobu

カクヨム短歌賞1首部門 応募作品

軋む椅子に贅沢かんじるときの我束ねて野の花の清らなブーケ


会いたいと便箋の文字だけが言いロイヤルブルーの洋墨溢るる


列に並んで私を見てて最後尾はこちらです冬こちらです愛


なにもかも無駄だと言ったなにもかも無駄ではないと言ったあなたと


龍になるために生まれたわけじゃない沼色の鯉虹色の油

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