「振り返って」を含む小説

曰く付きの道のお話。

体調が悪い日が増えて行くこの頃。 過去を振り返っても仕方ないという人もいるけど、なんというか昔書いた自作品を読み返して批評したくなった。 読むのは体力をそれほど使わないから。 そ…

カクヨムを楽しむための備忘録。 たまに振り返って考えるための覚書。

この世に永遠はない。 どれだけ祈ろうと、いつかは別れの時が来る。 それでも、僕達は前に進むしか無い。 ・何の不安もなく、ただ楽しかった『一年生』 ・何も考えず、時間だけが流れて…

どこにでもいるサラリーマンの草間浩太は夏の夕暮れ時を思い出していた。 退屈と自由が同居していた高校二年生の夏。 夕暮れ時、太陽が地平線の彼方に沈み月が現れるように、浩太はひと夏…

高校１年の一回きりの夏休みを、父方の祖父母の家で過ごすことになった俺はこの夏に忘れられない出会いをしない。 海をバックに白いワンピースの少女が振り返って微笑んできたりしない。 色…

私は酷い疲労感を抱え、かかりつけの病院に向かっている。 原因は明らかだ。この一週間見る夢、その夢が私の心と体を苛んでいる。寝ても寝た気がせず、疲れも取れない。 更に妙なのは、この…

深夜のコンビニから帰る途中、四つ足の足音に追いかけられる主人公 家についた時には見覚えのない走り書きのメモがあった

夏の始まりの日常を書きました。 真ん中、終わりも……。 もうすぐ夏も終わりです(8月20日現在)。これを機に、どこかに存在していたかもしれない日常を覗いて、今年の夏を振り返ってみ…

かつて「ひぐらしのなく頃に」という同人ゲームがありました。最初は暇潰しのつもりだったのに――はまってしまった理由は何なのか、当時を振り返ってみました。

ふと人生を振り返ってみると、私はこの性格というか性根に振り回され続けてきたのかもしれないという思いがあり、書いてみました。

ワタシこと藤村莉央は、共学の市立高校の三年生。 両親の影響で近所の珈琲店に、ワタシは中学三年の頃から一人で通い始めた。 同じ頃、二つ年下で他学区の戸塚美沙も、塾までの待ち時間を…

私の好きって、なんだろう？ 学生時代にハマったものから今ハマっているものまで。 推しを探して、改めて振り返ってみる。 カクヨム公式企画『この夏、あなただけの“好き”を届けよう』…

――高校デビューは、静かに失敗した。 人見知りの少年・山田悟は、入学初日の自己紹介で失敗。 それでも、クラスの明るい女子・橘ひかりに話しかけられた瞬間、ほんの少しだけ世界が変わ…

少し怖い想像話 その一言が、あなたの日常を終わらせる。 見慣れた道、いつもの帰り道。 ふと、すれ違っただけの誰かが、あなたに問いかける。 「なぜ、わかったの？」 もし、あなた…

僕には高校に通うたった一つの理由がある。勉学？違う違う。後ろの席に座る超絶美少女、瀬名川帆乃に会うためだ。 やっと憧れの彼女と席が近くなったものの、席が前後という接点しかない僕は…

「──背中に鯖の模様の入れ墨した女、見たことない？」 「鯖美って誰だよ」 「名前なんて模様みたいなもんだ」 「──お前のことだからそのうち魚でも雇うんじゃねぇか？」 「思い出そう…

「ナンパって、人生みたいなものだよな。成功することもあれば、失敗することもある。辛いことだって沢山ある。だけど、振り返ってみると、その全てが無駄じゃなかったって思えるんだ」主人公…

思春期も幕を閉じる高校二年生の夏休み明け、残暑よりも身体に残るものが生み出されていた。人格否定である。 平凡よりちょっとダメな男子、山上笑也は目の前の青春を知らないまま人生を高校…

青春を最前線で謳歌する者、『ラブコメ主人公』。その存在に憧れる少年、齋条霧也は高校進学に伴い、自己のブラッシュアップを決行した。中学の頃の淡くてほろ苦い思い出を手放し、憧れの先に…