「お仕事 夫婦」を含む小説

「スイーツショップ　ローズマリーへようこそ。」 両親が亡くなり姉妹二人きりになったある日、私の暮らす伯爵家に叔父夫婦が乗り込んできた。 まず母が信頼していたメイド長が辞めさせられ…

　ペーパーカンパニー。それは、書類上では存在しているが、実在がない企業のことである。主に税金対策に使われ、当該の所在地にオフィスは存在しない。 　税務調査官　物部　来智(もののべ…

異世界に飛ばされ四苦八苦して早三年。紹介してもらってようやっとありつけた定職は、いちゃらぶ夫婦を傍から見守るお仕事。どうかこの夫婦、末永く爆発して！　いや、わたしにラブはいらない…

「いいね」ではなくて、 「よかねえ」と笑い合う。 幼なじみ夫婦のささやかなひととき。 ＊＊＊ 自主企画『文体見せ合い・お茶漬け』参加

※角川文庫『働くヒト小説コンテスト』および富士見書房『富士見ノベル大賞』の途中選考まで進んだ作品を全面改稿したものです。 ＊ ボクは保健室の湯島泪（ゆしまルイ）先生が好きだ。…

ごくごく普通に暮らしているヨメとダンナには、ちょっとだけよそ様とは違う点があった。 それは、ダンナが世界で一番の名探偵だということ。 日本のまんなかでのんびりまったり、時々事件…