「自分らしさ 短編」を含む小説

心の弱さゆえに想いを告げられないでいる水浦海、自分に問いかけ続ける山吹華。 二人のJCの、すれ違い両片思いガールズラブ。

自分自身がもう「おじさん」という年齢に差し掛かってきたので、色々思うところを書いてみました。

死んだはずの僕は、スマホの通知として転生していた。 送れるのは一行だけ。 最初は無視されても、彼女の「ありがとう」で僕は救われた。 しかし便利な声にすぎない自分を自覚し、遠くない…

32歳の主婦・佐藤恵は、夫の給料だけでは心許ないと、必死の「ポイ活」にのめり込んでいた。少しでもお得に、少しでも節約をと、家族との時間や自分の健康を犠牲にしていく。しかし、体調を…

どうしようもない日々を過ごしながら、自分を見つめていく。 明日よ、来ないで。 ーーそれでも朝日は昇り出す。

昔に投稿した短編が、けっこう溜まってきたので見やすくまとめることにしました。すべて10分くらいで読めるのでなんなりとご覧ください。気が向いたら雑な新作も投稿するかも。 あらすじ…

ある朝、主人公は自分の影がただの映像ではなく、独立した意思を持つかのように動き始めていることに気づく。手を上げても影は追従せず、まるでこちらを試すように見つめ返す。恐怖と戸惑…

　あぁ、降ってきた。 　父の下着類を買ってからデパートでお昼をいただいていると、ガラス張りの窓につぅっと、線が入りました。稲光と雷鳴に、小さな悲鳴をあげる方もいらっしゃいます。…

あるおじさんとの邂逅から、考えたことを書いてみました。

「幸せの定義」とは何か。錆びだらけの冷たい鉄塔の下、ヒトリの少年は闇夜の中、問いかける

忙しい仕事、マッチングアプリでも連戦連敗。 将来性の無い自分の人生。 そんなこんなに疲れきっていた僕の唯一の癒し。 それはどこか不思議な雰囲気の女性が経営するカフェ。 彼女に何…

主人公の佐野詩織は結婚後、夫である孝幸との関係に思い悩んでいた。 そんな中、自分が中学生の頃の夢を見る。

芽衣はある日死神と出会い、自分があと1年で死ぬことを知る。その死神とは初めて会うはずが、死神は芽衣のことを知っていて……？ 芽衣は明るく、笑顔が絶えず、なんでもできる子だ。しかし…

　父の代から続く、悲願の魔王討伐を苦難の末に成し遂げた勇者アイル＝ラグドール。 だが皮肉にもその功績によって、自分よりも偉大な存在になる事を恐れた王によって国を追われる事となる。…

親友を失い悲しみに暮れている青年の元に自分のことを神の使いと名乗る風貌が完全に小学生のランドセルを背負った少年が現れる。 少年が言うには「悲しみからあなたを救いに来た」とのことだ…

お題サークル、テーマ「風」で書きました。 過去を振り返るイメージで、あえて季節が過ぎた風鈴をメインに、「大人あるあるの歳だけ重ねた日常ノスタルジー」を描きたくてチャレンジ。 めっ…

心に棲む一頭の馬「タイサンソロジー」が、私を走らせた。 小学三年生の夏、たった一冊の本を失くしたことから始まった学校への恐怖。 中学では不登校、修学旅行の挫折、友情と恋愛感情の発…

自分の、自分だけの、けれどもみんな思っている。 そんな誰にも言えない思いを吐き出せたらと。 願わくば、どこかの誰かと共有して、一緒に悩んで、最後には笑いあえたなら。と。

私は、おしゃれな朝ごはんを食べるためにちょっと早く起きました。

夏休みの午後、元気いっぱいに遊んでいたゆうた。 でも急に「へっくしゅん！」――。 その夜、夢の中で彼が見たのは、自分の体がひとつの国になり、赤血球・白血球・血小板たちがかぜのばい…