「ファンタジーよりもファンタジーな短編」を含む小説

カクヨム甲子園2025 ショートストーリー部門応募作品 眠っていたので再構成しましたが、いかんせん稚拙です。 批評をください。

雨は降り続ける――掌をくすぐって消える濡れない雨。季節は止まり、人の数は半分になった灰色の街で、青年は古い詩集と琥珀色の瞳をした男に出会う。止まった時間の片隅へ導かれた先にあるの…

王国の女騎士と姫様は魔王軍に敗れ、魔王城へと連行。 それを見た魔王様はニヤリと笑い……い、一体どうなってしまうのか！？ ※この作品は1話完結の短編です。

精霊が自らのエネルギーの爆発によって死ぬとき、流れ星の様に綺麗で、それを見た者には何かしらの良いことが起こる── これは、ある村の伝説から始まる物語。

恋愛成就を祈願したはずが担当違いの神様が現れて、お金で解決する方向へと導かれてしまい……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https…

異世界ファンタジー世界の小さな街のギルドが舞台です。 グレイは無精ひげのギルドマスターで、怠惰に見えるが鋭い洞察力を持ちます。語り手のバルカスはグレイの友人で、引退した道具屋の老…

機械である私の胸に響くのは、あなたと過ごした小さな恋の調べ。

近いうちに起こり得る未来について

網にかかったのは小さい魚と大きい魚。 そして、美しい人魚。

ヴァーテル家は「龍の姿をした魔王の寵愛を受ける一族」。 数百年に渡る盟約で、ヴァーテル家に生まれた女子は必ず王家か魔王家に嫁ぐと決まっている。 ただし、ヴァーテル公爵令嬢のヨラ…

ある夜、ひとつの雲が「ベッドになってみたい」とつぶやきました。 月のあかりに照らされて、ことり、ちょうちょ、子ねこ、そして子どもが雲の上で夢を見ます。 ふかふかのやさしさと、夜空…

私が心に映るのはあなたの真の姿のみ。武蔵野の地に独り生き、月を見つめ、愛でる健気な振る舞い。その心根こそが私を惹きつける。しかして今宵、全てが決まる。間もなく空には、黄金の月が悠…

退屈な日々を抜け出すため、遺物の展示会場となる桜里野美術館へと向かった一同はそこで未曾有の事件へと巻き込まれてしまう...あらゆる謎を解き、その先にある真実とは一体何なのか。友情…

誰にも気づかれなくなったわたしの前に、ある日小さな少年が現れる。 彼は、見向きもされないわたしの姿を見て 「こっちの方が好きかもしれない。」 と言った。 それは、わたしと彼…

ニライカナイの伝説が息づく、十六世紀の琉球の小島。 村人に疎まれる孤独な巫女ユリハは、記憶をなくした少年カナトと出会う。 やがてふたりの距離は近づいていくが、島には厄災が迫ってい…

バレンタインデーが近づいたある日、急に現れた羅針盤。いたずら好きで、私が怒るとしょんぼりするような人格もある。ファンタジー感満載だが、私にとってはムカつくキャラだった。友達と放課…

クラスに転校してきた美少女は、魔王の娘だった！ 彼女を狙って、とてつもない魔力の刺客が襲いかかる！ ああ、彼女を助けたいのに僕には何もない。 そんなとき発動したのが『魔力を無効化…