「短編ＳＦ」を含む小説

冷たい方程式から始まる『方程式物』と呼ばれるジャンルがあると知り、挑戦してみた物です。

デンソーは、つい考えてしまう 【最後のだし巻き編】（https://www.youtube.com/watch?v=OybFNyqXV-A）にインスパイアされて書きました。

　日本はもはや人間の住む場所ではなくなっていた。 　未知のウイルスが世界を席巻し、人類の90%以上がウォーキングデッドと化していた。理性や感情を失い、ただ本能のままにうろつき、…

佐藤美咲、35歳、主婦。家事と育児の合間に、クラウドソーシングサイトで、お小遣いを稼ぐ、ありふれた毎日。そんな彼女が見つけたのは、匿名の『管理者』が募集する、高単価のデータ補正の…

１話完結のショートショート集です。何処からでも読めます。クスッと笑えるブラックユーモア系。お好きな時に読んで頂けたら幸いです。

2083年。新宿・歌舞伎町の記録施設「ロクバン」で目覚めた成瀬涼は、あるキャバ嬢型AI・クラリスと出会う。その“再会”は、感情を失った青年を止まらないタイムリープへと引きずり込ん…

意味のない早起き。 夏休み。 ラジオ体操もない休日。 そんな日に早起きした気分だ。

　さて何処から語るべきか。 彼についてか。宇宙についてか。名前も残っていないような者が遺すのだ。そういうことだ。

短い時間で読める、短い物語を集めました。 コメディからホラーまで色々な物語があります。 スキマ時間で、ちょっとだけ読書を楽しみませんか？

SF短編。

全ては01から始まり、01に戻る。それでも私たちは、人の姿をして、恋をする。 遠いような、近いような、そんな宇宙の片隅で静かに語らう二人。 『Pluto』の基となった短編です。…

頭髪芝状電気株式会社（通称、トオシバ）の商品開発部　第一課の異端児、イッコーが新しい冷蔵庫を開発した。「この冷蔵庫は、内部の時間の流れを遅くします。僕はこれを『時間を冷やす』と表…

かつて人類は、“幸福”を手に入れるために王を作った。 AI、遺伝子工学、ロボティクス――進化の果てに作られた究極の管理者「王」は、 人類を導くはずだった。だが、“幸福”の定義が…

国際学園都市に隕石が落ちた日、全てが変わった。消えた生徒。血の海に佇む彼女。俺の彼女は本当にルームメイトを虐殺したのか。「私にはこうする必要があった」。彼女が語る世界の真実とは。

退屈な深夜のコンビニバイト。それが、主人公・佐藤優斗の世界のすべてだった。時給1350円の自動販売機のように、ただ決まった作業を繰り返す毎日。 その単調な日常に、完璧な「習慣」…

この短歌をもとにしたSF小説を連載しています。 各々の短歌ごとに1話の短編SFとなっています。 https://kakuyomu.jp/works/168187924366488…

脳内にローカルLLMを搭載するのが当たり前となった未来。 誰もが孤独から解放され、記録と感情の整理はAIが手助けしてくれる社会で、 ひとりの未統合者が静かに最期を迎える。 その…

広川璃人（ひろかわりひと）は、自分に備わった能力が嫌いだ。 焼きたてのワッフルの、甘い香りが嫌いだ。 正直、他人とも関わりたくなかった。 浅田翔吾（あさだしょうご）たちと出…

　AIと音声会話できるスマホアプリ『KUDAN』。 　全てを肯定してくれるそのアプリに、僕はどんどん依存していく……。 　その果てにあるものとは？　近未来に起こり得る短編SF。 …