「郵便局」を含む小説

クラスの根暗男子、九十九いわく、郵便局前の門松は私のことが好きらしい。 おかしなものが見える人たちと、その辺りに実はよくいるおかしなものたちとの、なんだかおかしな短いお話。

私はこの下新庄で住み、塾の講師をしていた時代がある。下新庄には東淀川区の郵便局の本局が存在する。その局とS製薬の中程に『アニヨン酒場』はあった。アニヨンとは韓国語で「こんにちは」…

中高一貫である柏葉校という学校で、生徒たちが近代化を目指します。 自分たちだけの郵便局、自分たちだけの電話、自分たちだけの庭園・・・　 それは生徒たちの理想の実現を目的とした「発…

田舎町に一軒しかない郵便局を営んでいる家庭の一人娘である主人公、花岸カレン。彼女の元にある日、名前のない1通の手紙が届く。 そこには「いつかまた君に会いたい」とだけ書かれていて…？

　大正十一年一月二十日未明、一人の男が殉職した。昆布森郵便局臨時逓送人吉良平治郎。検死官報告書には、旧土人戸主平民と記されている。旧土人…アイヌ民族の事である。 　昭和二十年の敗…

自然に囲まれた、小さな町。 そこには、少し不思議なポストがあった。 〝|梟《ふくろう》郵便〟 そう書かれていること以外、何の変哲もない丸型ポスト。 木々に囲まれた神社の入り口…

　郵便局の仕事に誇りを持つ、安藤文叶。『どんな時でも必ず郵便を届ける』をモットーにする、局長の二階堂。 　そんな二人が務める町の小さな郵便局で、ポストに牛乳が流し込まれる事件が起…

『青空郵便局』 世界中のどこへでも、何でもお届けいたします。 入社希望の方は自分の国の支部へ申請書を届け出し、後日発送した日時に本社へお越し下さい、入社試験を行います。 ---…

人付き合いが苦手な壮士、郵便局の窓口できらめいている友弥。友弥を敵視するが共通の趣味を通して近づく距離に戸惑う。 お互い初めて趣味の事で話し合える同性の友達が出来た筈だったが、ど…

周りに信頼される眼鏡がトレードマークの課長兼部長、大崎良成49歳は、年下の美しい青年27歳、佐藤信二に惹かれていた。片思いでよかったはずが…ある日――　 郵便に生きる人間たちの青…

最近はじめた、趣味の『郵便局めぐり』。 郵便局でのエピソードや、 あったこと、 感じたことなど。 いろいろなことを書きます。

ヒトのマシューと竜のクィンはとても仲のいいふたり組。 魔法のあるお国柄に生まれ育ったけれど、無粋な近代文明と無駄な科学の息吹に吹き飛ばされ気味で面白くなくなって来た、難しいお年頃…