「短編 夏」を含む小説

　既婚者に弄ばれて心身ともに傷ついていた女子高生のスズカと、小児がんを患い腎臓の摘出手術を終えたばかりだった中学一年生のハルト……。およそ正反対の性格を持つ二人は、どうしたわけか…

４コマ風。１コマ２００～８００字。８００～３２００字程度の短編です。 時々父親の作品も混ぜる予定です。

夏のとある日。引き籠りだった俺が遂に街へとくり出す。

みなさんこんにちは。 私の名前はアキです。 唐突ではありますが、まずはじめに1点質問をさせてください。 「どうやって夏から秋になるか知っていますか」 夏が終われば勝手にくる？勝手…

ナンバーガールの「透明少女」を聴く僕とその同居人の短いお話。 2300字くらいで気軽に読めます。

Cフラットの恋の番外編。ピアニスト野宮陽夏と調律師高槻創平、それにまつわる人々の物語。BL作品はタイトルに記載しています。

僕の中にある、あの夏の記憶はもう朧げだ。 けれど、その中の彼女は覚えている。はっきりと、鮮明に。 パステルカラーの記憶に、彩やかな彼女との一日だけは、夏が過ぎ去るたびに思い出す。

　中学生３年生の朝陽と灯名。 　お互い別の進路を選んだから、一緒の学校で居られる最後の夏祭りに、灯名は遅刻してしまう。そんな灯名に、朝陽はある提案をするのだった―― 「そっか。…

とある夏の日に起きたちょっぴり不思議なお話。

　文音はうずくまって泣いた。 　大好きなかがみ。中学2年生の時、遠くへ引っ越してから連絡をくれなくなったかがみ。 　メッセージを送っても、既読にしかならなくて、いつしか連絡をする…

夏は暑すぎて花が傷むから……。 趣味を封印し、涼しくなったこの頃にようやく趣味を再開することに。 生け花の世界、見てみませんか？

「どうせ、誰も気づかないさ」 　自殺を決意した少年・蒼空が病院の屋上で出会ったのは、余命半年の少女・陽茉莉だった。 　死を望む者と、死と向き合う者。 　正反対の二人は、図書室で…

「花火がすごいはずだよ。その紙袋の中身はバーンブラックというものだ。ウイスキーと紅茶と果実とスパイスを練りこんだ生地に、占いに必要なものを練りこんで焼き上げたら完成だ」 「占い？…

★『レ〇ナさん企画応募作』にまとめていた２２個の短編をバラバラにします。内容は『レ〇ナさん企画応募作』と同じです。紛らわしくて、すみません。カクヨムコンテスト【短編】応募のためで…

「クラゲを盗みにいこう」高校生最後の夏。親友の気を引くためだけについた嘘。後に引けなくなって、下見に訪れた江ノ島水族館で、私は未来の私を名乗るお姉さんに出会う。

小学生の夏、従兄弟の家への道中に待ち受ける下げ坂。そこには、かつて処刑場があったという不気味な歴史が秘められていた。ある日の帰り道、恐怖のうめき声に導かれ、信じられない光景と対峙…

＊短編です。 ＊大した話ではないので、お暇な方だけお読みください(笑)

　主人公、花咲光里に久しぶりに友人毬絵から電話がかかってきた。 「語学留学行かない？」 「行く！」 　即答した光里。 　初めての海外。初めての寮生活。 　そして、久しぶりの恋。 …

夏休みを迎えた慎美の家に、一人の女性が訪ねてきた。その人は自身を未来人と名乗る不思議な女性であった。理解に苦しみながら対面すると、そこにいたのは慎美の彼女ー朝日未来ーと身紛わない…

あらすじ：育児に悩む主婦は、とある夏の日、魔術師に出会う。魔術師は驚いたことに「抱いている赤ん坊を貰いたい」という。主婦は軽蔑するが、魔術師は、自分には不思議な力があり、子どもは…