「短編完結済」を含む小説

海辺の小さな町のギャラリーで出会った絵画がきっかけで、不眠症が軽くなってきた私の、もうひとつの想い。

一人のラーメン愛好家が、不気味なトンネルの前で立ち尽くしている。レビューによると、そこでは「死ぬほど美味いラーメン」が食べられるという——。 過去の短編応募作品のログです。とっ…

高校二年生のある女の子は、話したこともない三年生の男の子に憧れていた。 もうすぐ卒業してしまう彼に、なんとか話しかける女の子。 しかし男の子には年上の彼女がいた。

バイト先の店長が、某小説投稿サイトのコメント欄に、必死に風俗店の広告を投稿している現場に鉢合わせてしまいました。これは、止めるべきなのでしょうか。それともいっそ……

場末のカラオケ屋のバイト中に遭遇した、防犯カメラと曰く付きの部屋の話。

凄惨な過去から男が化け物に見えるようになってしまった少女は、その原因となる父を打倒することで元の世界に帰還しようとしていた。 まるで勇者のような彼女と、彼女の目にはゴブリンとして…

夢でお土産を探していると、柿から出てくる柿の種が砂糖でコーティングされている飴玉を見つけたんです。 それを見つけたときに、 「実家の庭に埋めちゃえば、柿の様子を見に行くと言って…

「野獣のままでいてほしかった」 その思いが野獣の悲願を否定したとき、美女と野獣の愛は真実から虚構に消える。 人間に戻りたかった王子。彼もまた、己の中に倒錯した想いを抱えながら。 …

短編全18話22,192文字です。 推しに「喰われたい」って、どこまで本気で言える？ 推しに抱かれたくて、愛されたくて、 でもいつの間にか、壊されたいに変わってた。 コンビ…

全9話　9,742文字の短編完結済です。 夢を追って上京した祐介、29歳。 チャンスは来ず、バイトに追われる日々。 選ばれなかった現実の中で、それでもなお“夢を選ぶ”という行為に…

全6話、6,500文字の短編です。 大人数の輪に入れない。 誰かと本音でつながるのが、怖い。 それでも、ひとりきりの夜にふと、誰かに「わかるよ」と言ってほしくなる。 これは、そ…

「フォローありがとうございます。一つ質問してもいいですか？」 その言葉が、俺の72時間を狂わせた。 相手は、台湾在住を名乗る “暗号通貨アナリスト・林静”。 どう見ても詐…

記憶喪失の男が、私はスエヒロ、と声真似をする鳥を連れて病院に現れたところから、話はスタートします。 果たして男の名前はスエヒロなのか、なんならキックや、ひっかいたりしてしまうのか…

レジ袋有料化の時に書いた短編です。 レジ袋が有料になる理不尽感に突き動かされて書き始めたはずなんですが、相変わらず変なところに着地しました。 noteの方に上げていたのですが、あ…

この王国には、預言者によって選ばれる『勇者』が多数存在する。 「魂の力」で剣術や魔法を操り、国政も担う特権階級。 一方で『非勇者』たちは被差別階級となり、隔離区で差別され続けてい…

深夜の路地裏に佇む謎めいたレストラン「Last Dinner」。 噂によれば、人生で最も後悔していることを語れば、特別な料理を振る舞うという。 その料理には、後悔を消し去る力があ…

精神感応（テレパス）の超能力を持つ悟は獲物を探していた。 吸血鬼に捧げる為、人間の犠牲者が必要なのだ。 必要とされること。 愛されること。 なにも知らなかった悟は、 けれども…

この国で模範とされている夫婦の在り方は、“溺愛”。 平凡な貴族令嬢マリジェラは、「いつか自分も両親のような素敵な結婚をし、愛されて世界一幸せな奥様になる」、と信じて疑わなかった。…

召喚された勇者は、連日の魔王軍との戦いに勝利を納めて国民から歓声を持って迎えられた。だが裏では、王の策謀が悲劇へと繋がっていく。

2人の男は森の中で愛憎を描いた短編小説 人とはなにか、愛とはなにか、自由とはなにか 人間にとって大切なものを描き切りました