完成度、高し。 テーマの一貫性を主体に、挑戦的な文法を用いた良作。 作中で幾つかあなたへ問い掛ける事があります。その問いにあなたなりの解を探るのも楽しみ方の一つ。 冗長的な展開などの雑念を確かな技術で排し、然し単なる圧縮にならないように要点を押さえ、抑えている。 むむ、これはSF畑の人だな!? 私は直感した、そしてやはり、プロフィールにはSFの二文字。 シンプルに推せる。
差別と特権を軸に描かれる世界観が重厚で、引き込まれる導入でした。リリとのすれ違いが切なく、カイトの“無力ゆえの覚悟”に胸を打たれます。
勇者と非勇者が存在する世界で非勇者の主人公が活躍する話です。凝った設定の作品で興味深く読ませてもらいました。