「大文字伝子」を含む小説

大学１回生当時、伝子は応援団のストーカー的勧誘に悩まされ、同級生の筒井に助けて貰っていた。伝子は剣道や合気道も出来るから、別に『か弱い女性』では無かったのだが、そこそこ付き合って…

ネットで検索すると、文京区のシチズンセンターで3月6日に『仏教講座』がありますが、極めて小規模なものです。これは、文字通りの解釈に基づくものですが、案外『作戦予告』ではないかも知…

どうも、先日の自己紹介とは違和感がある。高遠は、坊やと聞いて、おさむのことが気になってしまうが、『アナグラム』だと感じて、解き始めた。結果をメールにして、ひかるに送った。

高遠達は、女子会に対抗して、男子会を依田のホテルで行っていたが・・・。

「初めまして、コブラ＆マングースと申します。日本の警察のみなさん、自衛隊のみなさん。そして、EITOのみなさん。私とは『闘い甲斐』がありますよ。あ。今日は、ご挨拶だけだから、ゆっ…

「オクトパスだった山下にも、ナチュラル・デプスだった偽ジョニーにも確認した。そんな名前、噂にも聞いたことが無い、ということだった。まあ、組織が順番決めて、順番に来ている訳ではない…

騒然としている中、ウエディングケーキを運んで来た、菓子職人風の男が出て行こうとした。 すかさず、あかりは入り口のドアにメダルカッターを投げた。出ようとした瞬間のことだったので、男…

早乙女は何と、煽り運転する車に逆にぶつかって、スイングさせた。数回繰り返す内、煽り運転する車は、中央分離帯近くのガードレールにぶつかり、乗り上げて止まった。

「理事官。江東区に『芭蕉記念会館』があります。そして、近くに『芭蕉庵史跡展望庭園』というのがあります。記念館別館です。近くの遊歩道は、映画やテレビの撮影によく使われます。詰まり、…

2人の会話に、藤井が割って入った。「『おねえさま』の命令は絶対。寵愛受ける為なら絶対服従、よね。」「それじゃ、大奥みたいじゃない？」

「草薙さん、これって、『宝箱』ですよね。」と、伝子は草薙に確認した。 「宝箱？」と夏目警視正は、首を捻った。

「おねえさま。再決戦は、いつになるのかしら？」と、みちるが言うと、伝子は、いきなり、みちるを平手打ちした。 「お前は休暇だ。隊長として、おねえさまとして命令した。逆らうな。理事官…

サブアリーナ側から登場した軍団は男女交じって100人位か。珍しい光景だ。 しかも、彼らは何らかのスポーツウェアを着ている。

『くノ一』の格好の集団が雪崩れ込んで来た。 利根川は、社長3人、観覧客50人と共に、警備員に誘導され、逃げ出した。

夏目警視正がフォローした。 「一佐は、『里帰り』すると、乙女に戻るようだな。今日は、多分出動しなくてよさそうだ。他の案件があれば別だが。」

「酷い殺され方をした１０人は、EITOによると、ダークレインボーの中でも、サンドシンドロームは残忍な幹部だそうで、こんな殺され方をしたようです。」

伝子は、プレバレンタインデー事件を山村編集長におもしろおかしく語った。

一計を案じた筒井は、物部夫妻に伝子と息子の再会を依頼した。 初めての母乳を息子に飲ませた伝子は、ようやく落ち着きを取り戻した。 そんな時、総理から密命を受けた伝子は・・・。

朝、配置した双方の場所の近くで、ナチュラル・デプスかららしい。メッセージが届いた。 午後、指定された神宮球場には、大勢の男達が待ち構えていた。 闘いは始まった。

EITOの依頼を受け、アナグラムの解析を行った高遠。 しかし、伝子は何故か納得行かなかった。