「樹海」を含む小説

東京に暮らす女子大生、茉里は必死に貯めたお金で買った空色のカブに乗って旅に出かける。

いろいろなことが考えられる「都市伝説」として、その共通点が、「悪魔の紋章」というもので、それぞれのパターンから描いてみました。最初は、ミステリータッチにしようかとも思いましたが、…

とある降誕祭の日、すべてははじまる。血にまみれたそのコは「絶対に、生きてやる」と誓う。すべては望まれるままに。 闇の世界のその最も深部に身を寄せ、沈めて、ただただ生きることだけ…

樹海で首を吊った女性。その前に奇妙な男が現われる。

人里離れた広大な樹海でひっそりと暮らすリヒトは薬の知識がある。薬草や薬木などを育てて薬を精製したり、はたまた貴重な草花などを採取しては商人に卸し、隠居生活を満喫していた。そんなあ…

魔法界の物語。三章構成15話で完結。 ●あらすじ● 樹海に囲まれたティリンツォーニ伯爵領で育った十八歳の魔女ユディットは、幼い頃に、或る日忽然と領内の畠に現れた過去をもつ。 領…

人生どん底の社畜ＯＬ神城あずさは心を病み、逃避行のはてに樹海へと足を踏み入れる。そこであずさを待っていたのは人間狩りを行う殺人鬼集団だった。 生死の狭間で、自らの過去全てと向き合…

「いつかあなたを迎えに来ます、その時はぼくの……ぼくと婚約してくれますか！」 気まぐれで助けた少年が別れ際に樹海の魔女である私に向けてそう言った。 「いいわよ、ニールが私の家…

魔王を討った勇者を両母にもつ貴族令嬢『ミオ』は、 樹海奥地の荒廃した神社をさまよう人造メイド『コタ』とであった。 真冬なのにボロボロのワンピを着て、 迷いこんだ私のあとをずっと…

冒頭、「お背中、流しましょうか？」そう言って絶世の美人が、お風呂に入ってくる場面から、この物語は始まるのだ。この場面を十分に記憶しておいてほしい。 次に、この物語は、大学病院の…

　情報専門の怪盗である特定犯15号ニュートリノこと鳥羽涼は、とある権力者の別宅に忍び込んで不正の証拠となる情報を盗んだまでは良かったが、イレギュラーな事態が発生してしまったために…

野生のセグウェイを捕まえに行く話です。

この街は本当に猫が多い見ない日なんてないし、いろいろな猫がいる。猫たちをきっちりと管理している人はおらず全猫放し飼いで地域ぐるみで面倒を見ている。 そんな街で私は猫を探していた…

　深い闇に覆われた森の奥で蠢く仮面の女たち。美しき姫巫女を生贄を捧げ「濁灰神」になにを願うのか？ 　顕現した狂神を前に彼女らは生き延びることができるのか？ 　

樹海の賢者ルーは隠遁の身。彼女を傍で支えるのは有翼のユニコーン、あるいは有角のペガサス。 緑の国が不可侵の掟を破り、樹海を傷つけたこと、樹海の制圧を目論んでいることを知ったルーは…

明路四十五年。赤い月の落日によって人々の生活は脅かされ始めた。片田舎の小さな村、そこに住まう人々全てを石に変えた少女──異能者の出現によって。 やがて幕を開けた泰生時代。激動の…

『水征の王妃様（読:すいせいのおうひさま）』 「娘を、悲劇のどん底に堕とすのです」 王様は言いました。 舞台は、王女が誰かを愛さなければ魔物の呪いによって閉じ込められてしまっ…

君は放浪の剣士。数々の冒険を成功させてきた腕利きの戦士だ。 そして一頭の天馬を相棒とし、大空をゆくペガサスライダーでもある。 君が次に挑む冒険の地は広い樹海。そこに咲く一輪の花…

荒廃した地上の一部で大自然が広がる世界。深く複雑に入り組んだ樹海を攻略しようとする探検家の間では、一つの言い伝えが噂されていた。「ジャングルの奥地にはアルカディア（理想郷）があり…

　宇宙修学旅行の途中に、宇宙船がトラブルによって墜落してしまう。 　外へ投げ出された宮代（みやしろ）ワタルは、ある惑星の湖に落下し、先住民であるひとりの少女と出会った。広大な樹海…