東北地方の消えた村について、、

Noah (頼斗)

第1話消えた村。

「みんなで、東北地方にあると言われている、″消えた村″について探ってみないか?」

クラスのリーダー格であった、タカナシはそう言った。

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。」

一軍のタケシは心霊系が苦手だ。

「いいじゃんやろーぜ!!」

こいつが副リーダー的な存在である、オオハタである。

「じゃあこの三人でやろう!!」



今思えば、この決断は凶の判断だ。


「まずはグールグで調べてみよ!」

この日の夜みんなが計画に動く

タカナシがまず検索エンジンで、その村のことについて探ってみた。

そしてタケシはびびって家でちびったらしい。

オオハタは、村を探すための準備だ。

ーーーーーー

翌日‥


「みんなやるべきことはやってきたか?!」

「ああもちろんだ!」

「怖い怖い怖い怖い怖い怖い」

いつまでもタケシはビビリだ。

「じゃあ今度の休日みんなで新幹線に乗って東北まで行こう!」

「わかった」

「う、、、うん」


だがタカナシは知ってしまった。

17XX年その村で連続殺人が起こっていたこと。

行こうか躊躇したタカナシだったが、みんなと約束したため、行くことを決意した。



ーーーーーーーーー

当日‥


「みんなおはよう!」

タカナシが挨拶をする。

「おはよおー」

なんだがオオハタは眠そうだ、

「お、おはよう」

「お、びびってるタケシじゃんw」

笑いながらバカにする。


「よし!これから東北地方に向かう!」



だが歩いているときも、新幹線に乗ってる時も、タカナシは心配していた。

(死体とかが出てきたらどうしよう)

(やっぱ怖いかも‥)

冷や汗をかいていた・




ーーーーーーーーー

6時間後‥

「ついたー!!!」

そこは青森県、墓守市、心霊の町と言われている町だ。

「俺の調べではここが一番村がありそうな場所だった』

「なるほど、頭いいね、成績は悪いのにw」

バカにするオオハタ、

「そういえばタケシ、さっきちびってたよな?w w」

「オオハタお前バカにしすぎ!」

「まあとにかく墓守にある樹海に行っていよう!」

タカナシの作戦は樹海を回っていくことだった。

だが墓守樹海には、怪物がいるとされていた。そして衝撃の事実を知ることとなる。



ーーーーーーーーーーー


「じゃあ樹海に入ろう!」

(内心、本当はびびってるんだよな)


「ん?早速なんか人がいねぇか?」

オオハタがそういった。

「人だけどさ、あいつ斧持ってねぇか?しかも先っぽ血みたいなやつがついてる。」

タカナシが息を呑んだ


「タケシ大声出すなよ!」



‥‥「行ったか?」

オオハタが確認した。

次の瞬間、オオハタの頭に斧がぶち刺さった。

「え?」

「え?」

「や、やばいって、、、」

「でも飛んできたってことはバレてる!」

「逃げるぞタケシ!」


ーーーーーーーー

走り続けると、そこにはいかにも使われていなさそうなボロボロな村があった。

「ここってさ、あの消えた村じゃないか?」

「さっきのあの斧持った人といい、ここら辺がおかしいから、」


タカナシの言う通りここは、地図から″消された村″だった。


タケシが何か発見したようだ。

「これ、頭蓋骨じゃないか?」

「これは、、、、頭蓋骨だね」

もうだめだ。

こんなとこにいてはいけないと思ったタカナシは走り始めた。


そして後ろから何者かの気配が。


そこには目がつぶされた、タケシが満面の笑みでこっちに向かってきている。


「待ってよよおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

タケシは気が狂ったように俺を追いかけてくる。



気づいたら、町に出ていた。

そして、もう一回調べてみた。

消えた村のことを、

そしたら、情報が消えていた。跡形もなく。

学校が始まると、オオハタとタケシは学校に来ていなかった。


そして、あの樹海はなんだったのだろうか。


「タケシ、、、、、、オオハタ、、、、、、、」

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東北地方の消えた村について、、 Noah (頼斗) @nyaharo

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