正反対なものを組み合わせるのが得意っていうのがこの作者さんの強みの一つだなぁと思いました。彼らの指さすその場所にはどんな結末が待ち受けるのか。彼らの記憶に深く刻まれる記憶はどんな記憶なのか。別れなのか、愛なのか……死なのか。裏切りなのか。どれにせよ、彼ら達の旅々には何かが待っている。そんな雰囲気を感じた作品でした。
とつとつと「これから」が語られて、そのあと介入。新しい可能性の提案が鮮烈でした。