「和風ファンタジー 神社」を含む小説

【のじゃロリ神様】×【ぼんやりもののけ神使】×【現代和風ファンタジー】 時は現代。 とうの昔に社を失い、神使も失い、適当に現世をふらついていた豊穣神・ミツルギは、ある日、なぜか…

なぜだろう。 満開の桜を見ても、夏の星空を見ても、心が満たされない。 大切な何かを失った感覚だけが、僕の心を苛む。 僕は毎晩、夢を見る。 赤い鳥居が連なる稲荷神社で、名も知らぬ…

人のいなかった頃から森に棲み、いつしか神の使いとされ社を与えられた狐。 いまや社は崩れ、人も訪れない。ある日、死に場所を求める男が迷い込む。 追い出すことも、永遠の夢に溺れさせる…

山奥の神社に仕える巫女、霞 万桜。 彼女は「神ノ巫女」として、夢の中で神託を受ける異能を持っていた。 ある夜、夢の中で青い紋様を持つ青年と出会い、神から警告を受ける。 やがて現実…

　神隠し――日本の伝承や民間信仰に語られる現象。多くは人のいない山中で起こり、前触れもなく立ち入った人が消える。それは古くは山の神、川の神による拐かし、妖怪による悪戯と考えられて…

酒好き・男好き・ギャンブル好き。 自称「終わってる女」こと篠原茜（21）は、今日も自堕落な生活を送っていた。 唯一の特技は、絵を描くこと。けれど、祖母を亡くしてからはそれすら意…

大学生の相模七緒（さがみなお）には最近お気に入りのカフェがある。神社の横にある陽だまりカフェはとても過ごしやすく料理やスイーツも美味しい。大学の講義帰りに偶にカフェに寄っていた七…

時は戦国。綾女姫は元・敵国である早勢国に戦利品兼人質として辛い立場で暮らしていた。 綾女姫は隣国である結衣の国の姫君。 そして結衣の国・牧戸国・佐寿間国で信仰されている豊穀神社の…

左腕に薄黒い痣を持つ少女、天都澪（あまつみお）。 澪のいる四ツ谷村では、「百年に一度、蛇目神社に生贄を捧げなければ、白蛇様の祟りで大火に見舞われる」という言い伝えが残っており、…

稲葉和（いなば　のどか）、２０代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。 子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通った「…

「悪とされるのは、いつも“弱き者”だった」 神社に住んでいる少年＂神代　悠＂は、 ある日、異形な者に襲われました。 慌てて駆けつけた母は、迷う事なく 異形な者に『回し蹴り』を…

　昔すんでいた町に、転校というかたちで戻ってきた、中学一年生の小森あしか。 　この町での思い出のなかに残るのは、いつかあの神社で出会った――大きな耳と、ふわふわのしっぽを持つ、…

毎週金曜、山の社に迷い込んだ臨時教師は、禁を破った夜に巫女と蛇の“祓い”を受ける。噛み傷が痛みを快に変え、恐怖は境を渡る鍵へ。結び目の謎が彼の仕事と人生を照らす、官能ホラーサスペ…

はるか昔──とある山村の神社には、強い霊力を持つうら若き巫女がいた。ある日、人喰い鬼の討伐を任された巫女だったが、それは失敗に終わってしまう。 「お前が俺の糧(ｶﾃ)となるなら…

田舎の高校に通う引っ込み思案な山川海は、幼い時からの親友の後押しを受けて、推しのアイドルのライブの為にバイトを始めることを決意する。 申し込んだバイト先の神社で、海の推しにそっく…

あらすじ 　夏。汗で濡れたシャツが肌にまとわりつく、嫌な季節。 　そして世間は夏休みに入ろうと、サラリーマンの主人公にはそんなこと関係ない。朝から夕方まで、仕事だ。 　一日続いた…

都会で働く29歳のUXデザイナー・佐知は、仕事も恋もそこそこ順調なのに、なぜか心が満たされない。 長期休暇を取って訪れた山奥の神社で、佐知は一枚の銀色の"鱗"を拾う。 それは、土…

2025年8月3日に開催される「文学フリマ香川2」に出店したします。 ブース名は「木星堂」 ブース位置は【き-09】です。 『ネクロポリスの夏眠』が多くの人に手に取ってもらえます…

言葉を持たずに生まれた少年・蓮。 人に愛されず、母にさえ壊されかけたその心を救ったのは、神社に棲む白狐の神使・斎と、自然から生まれた小さな妖たちだった。 孤独だった少年は、彼らと…

十年前、幸村は山奥の神社跡で、白い着物を纏った少女と出会った。 少女の名は琴葉——名も知らぬまま別れた初恋の面影は、幸村の心の奥底に静かに宿り続けていた。 時は流れ、心をすり減…