「「ありがとう またね、大好き」企画」を含む小説

　ぼくには姉がいた。だけど大人になる前にいなくなってしまった。いなくなった姉が再び僕の目の前にいる。

中学三年生の春、“先生”に恋をした。 その春“先生”は『卒業おめでとう』も云ってくれなかった。 十一年後、目の前に現れたのは—— 先生、 貴女は 酷いひとだ。

なにもない私を、選んでくれたのは、貴方でした。

【企画参加小説】 魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテストの見本小説。 テーマ「一夜の過ち」。

夏真っ盛り。人々が汗ばむ車内で、雪のような真っ白な肌に目を惹かれた。 息をのむような一目惚れだった。

私の好きな人は、酔うと饒舌になる。その内容はいつも決まって同じで…私は彼の好きな人の話しをただ、永遠と聞かされている。 ※「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコン…

幼なじみはいつか両思いになれるものだと、勝手に信じ込んでいたのだが…現実はそう甘くないみたいで。好きな人の好きな人は─…私の友達だったらしい。大好きな人の恋愛相談に乗るなんて、ま…

守れなかった約束がある。 後悔を残してきた恋。 今遠くなってしまったあなたは、あの時何を思っていましたか。

家が近いことが理由で小学生の頃からずっと毎日一緒に帰ることが習慣の高校生男女の話。 甘い言葉もスキンシップもないけど、ただ並んで歩ける時間が何よりも大切だった。 いつか自分の本…

関係を壊す一言が、もう喉まで出かかってる。ムリかも好きが溢れそう。 壊れたっていい。いっそ、伝えてしまいたい。

ロゼッタ・エリオットは、ラルス王国において公爵の爵位をもつエリオット家の一人娘。 元カレであるアシェル・ウォートリーとは、わずかな期間交際をしたものの、愛情を感じられなかったため…

新しい恋に進もうとする私を邪魔してくる元カレの話

愛する彼の浮気現場を目撃した。 来世でも一緒にって約束したのに……あれは全部嘘だったの？