「伝える」を含む小説

一本の傘から始まった恋の物語。 先輩に近づきたくて、部活のマネージャーなった私。でも、想いを伝える勇気はなく、ただ時間だけが過ぎていく。 届かないって分かってる－－「好き」の言…

小学生時代、"明晰夢"の中で出会った名も知らぬ少女。 その出会いは少年・明の心に静かに残り続けていた 夢と現実、過去と現在が交差しながら、 少しずつふたりの距離は近づいていく。 …

それは、愛を伝えるための歌。（※重複投稿しています）仲仁へび

｢こんな朝ごはんは嫌だ｣ の自主企画作品となります。 茶トラの猫族ミラと女の子の1日の様子をご覧下さい。 簡単な登場人物 私 両親の事故により突然1人になった女の子。 ミ…

あらすじ ある日突然、幼なじみの少女・西園寺遥が「あと五日で記憶をすべて無くす」と瑞樹に告白をする。 それは、遥の「記憶が毎日少しずつ消えていく」カウントダウンのはじまりだった。…

写真が好きな高校2年生の春川透《はるかわとおる》は、ある夏の日、転校生の綾瀬澪《あやせみお》の姿を写真に写すこととなる。 透き通るような光の中、どこか寂しげで、けれど凛とした彼…

カクヨムに発表している各作品が、単行本とすると、ここにあるのは雑誌の連載という感じになります。 セルフレイティングできつい作品にはその見出しにふくめておきます。 カテゴリーまだ…

高校二年生の住吉沙也加は、自分の気持ちを伝えるのがちょっと苦手。 けれど新聞部で出された「自分らしさを表現する服で作戦会議に参加すること」という課題が、彼女の中に眠っていた“変わ…

この世界には、記憶や感情を「記録結晶（メモリス）」に封じる魔法技術《記録術》が存在する。 王族や貴族はそれを“遺言”に、兵士は“戦死記録”に使う。 記録術士の中でも特に特殊な職…

失恋し、まともに生活できなくなっていた丸山海斗を救ってくれた恩人であり友人の愛川唯菜は海斗の部屋で大晦日を過ごしていた。唯菜は写真を見返しながら一年を海斗とともに振り返っていた。…

人の身体の急所として知られる、生首、手首、足首、乳首。それら首を狩る絶技を巡る武狂どもがいた。 現代の闇に潜み脈々と受け継がれた武芸、その異能にも似た剣の技を伝える武技の魔性に魅…

　車が壊れ、困っていたミロクは、セハルという少年に声を掛けられる。彼は、『再利用』されたばかり。結局、車は代車を使用することになり、セハルは探しにきたレンリと研究所に戻っていった…

現世と月の間に浮かぶ異界の都・月葬都では、月送りの巫女ユナが、死者の魂を月へと送る儀式を執り行っている。しかし近年、月へ帰れぬ魂が集まる「影の領域」が広がり、都の均衡が崩れ始めて…

世界を救う為に、一つの純粋な心（ハート）が必要だという。 「いいよ。あたしの心で世界が救えるなら。 　みんなが幸せになるなら。あたしのハートを世界にあげる」 そんな純粋無垢な…

“なぜその人は死んでしまったのか？” 生きている俺たちには、それを知る術が無い。 死んだ者が最後に伝えたかった言葉、それを生きてる人間に伝える存在が、彼女なんだろう……。 少…

　ニートである俺はある日、コンビニに行ったら、お気に入りのコンビニ店員がヤンキーに絡まれていた。 　助けようとしたら、逆上したヤンキーに刺されてしまう。 　あっけなく死んでし…

魔王が倒された。 魔王討伐に向かった王子と聖女のうち、帰ってきたのは、王子だけだった。皆が皆、聖女の死を嘆き悲しむ中で、絶対にその死を認めない女が一人。 かつての聖女候補。し…

地獄には、さまざまな人がいる。さまざまな鬼がいる。 閻魔の元に、さまざまな死者がやってくる。 その一人一人が、てのひらに物語を抱えて。 あらゆる獄卒鬼のトップに立つ鬼の血筋、…

この物語は、ひとりの獣の、静かなる生の記録です。 山犬と狼の混血として生まれ、異形ゆえに疎まれた存在「豺狼」。 いつの世も、禍々しい姿の獣は誰からも恐れられ、誰にも愛されることな…

　楠佐祐理は、自分と同じ美術部の同級生、立花初夏に恋をしていた。 　内に秘めた気持ちを伝えるため、佐祐理は絵を描いた。だけど、初夏が彼女の想いに気付くことはなかった。 　そん…